認知症予防について考える!~元気が出ました!~

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 ごきげんよう!きいです。

 12月24日が残念な一日だったと、25日にぼやき倒して…。なんだかなぁ…な、今年のクリスマスでしたが、今日は気分も浮上して、おかげさまで元気が出ました!

 24日を振り返ると、私は散々な目に遭ったように書いていますが、認知症予防の面から考えると、実は大変意義のある一日を送っていたんだなぁと感じました。

そこで今回は、認知症の予防について考えてみたいと思います。

12月24日を振り返る。

「一日、分刻みの移動。」

 これは、脳が非常にいろいろな活動をしたはずです。何時何分に出発すれば、時間に間に合う。ルートは、週末だからこっちの混む道は避けよう。◇◇様の訪問看護中に「緊急訪問発生のためスケジュールを変更します。きいさんは、この後〇〇様の訪問に入って下さい。」と予定外の行動への対応。

 時間・場所・行動の手段・記憶の思い出し・今後の予測などいろいろな事を考えて行動を起こしていました。脳にとっては非常に刺激的な一日でした。

「そんなこと、看護師に言ったって…という相談事を、ただ傾聴。」

これは、人とのコミュニケーションを通して、話を聞き、その道筋を理解し、それが妥当であるか違うのか、今それを覆すのが適切であるのか違うのか。傾聴にもテクニックが必要なので、それを駆使するのにも、脳は様々な判断を行っていました。

「〝やる気があるんですか?〟と問いたくなる、某施設のスタッフさんとのやり取り。」

これは、私自身はかなりお怒りモードだったのですが、さすがに他の施設のスタッフさんに怒りをぶつけるわけにはいかないと判断し、冷静な大人の対応を心がけました。

かなり理性を働かせていたと思います。理性的な判断と行動。これは脳の大切な大切な働きです。

この働きが正常に保たれている。脳が頑張って機能した証!。

「改善する希望がちっとも感じられないお傷を治すために何ができるかと、自分の時間を削っての他職種連携。」

これも食事を摂りながら電話連絡というハチャメチャな事をしています。二つの動作を進行しながら、会話の中で何かしらの結論を導き出そうとしています。

「味も良くわからん。」になってもやむを得ない脳の活動ですね。

ただ、味覚に問題があるわけではないし、その場面を思い出せば、食べたものは美味しかったと記憶がちゃんと残っています。それを「味も良くわからん。」と表現した私。

これは「そんな思いをしながら食事をしないといけないなんて、まったくもう…。」という不満の表出なのでしょう。

「20時近くなってようやく帰宅できたと思ったら、緊急の呼び出し。」

これも、やっと帰れたという安心感や、これからクリスマスディナーを家族と頂くという明るい展望が、崩れ去る衝撃。思い通りにいかない事への強いストレスを感じています。だけど職務だから「行かなくてはいけない」という葛藤。これも脳にとってはかなりの刺激になっています。

結論:この日は身体がヘロヘロ、脳もクタクタ…になるほどフル回転で、刺激的な一日でした。

認知症予防には役立ったと信じたいですが、過度な刺激だった点はマイナスでした。

認知症を予防するために大切だと思う事。

刺激的な経験

 私の12月24日ほど、脳がクタクタになる刺激は、本当は「行き過ぎ」だと思います。過度なストレスは避けた方が良いのですが、それでも刺激は大事。

 人とコミュニケーションを図る事ってすごく刺激になると言われています。特に初めて会う人や好感を持っている人。この方は、どんな人なんだろう?自分と相性が合うかしら?と空気を読みながら探り合う。高尚なコミュニケーションですね。

 できれば素敵な異性に合うために、洋服は何を着て行こう?どんなファッションが好まれるだろうか?食事は何を食べようか?どんな話をすれば相手の興味を引けるだろう?

 こんな刺激が良いですよね。幾つになっても素敵です。

五感を衰えさせない

 見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる、の五感。

 感覚って悲しいけれど、どんどん加齢と共に衰えていきます。まりぃさんも耳は遠いし、目も網膜剥離をしていたり、白内障の手術を経験しています。

 正しい感覚のインプットができるようにすることは大切なんですね。

 眼鏡や補聴器の使用、歯の治療や入れ歯の調整。鼻詰りの治療など…。元気なうちにしっかりと体のメンテナンスをしておきましょう。

味わうは…。好き嫌いなく食べるとか、いろいろな新しい商品やメニューに興味を持って挑戦してみるとか。

楽しそう!

あ、まりぃさんって、好き嫌いが多くて(偏食というほどではないけれど…)食わず嫌いだった!

やっぱり、まりぃさんって、認知症になるベースがあったんだなぁ…。

触れるは、手と足をたくさん使う事。楽器を弾いたり、ものつくりに挑戦したり。字を書くことも良いですよね。姿勢を正して墨の香りに包まれながらの書道…というのも素敵。

 料理も認知症予防に非常に効果があると昔から聞いています。

材料を見て触りながら調理をして。やけどや包丁の扱いにも気をつけて。ぐつぐつと煮立つ音で火を止めるべきかどうかを判断。温度にも気をつけながら味見をして、美味しくできたらうれしいし。

材料を買うためには、どこで買うとお得で、何時に買うとさらにお得で。そこまでどうやって出かけてどれくらいの量だったら運べるか。運べないものだったとしたら、どうやったら手に入れられるか?誰かに手伝ってもらう?ネットで注文する?

こう考えると、料理ってすごく脳を使う作業なんですね!

「料理上手は認知症知らず」なんですね!私も認知症予防、頑張ろうっと。

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