ごきげんよう!きいです。
またまたTVで見かけた話。
東京のあるところにできた超高級老人ホーム。
入居一時金が入居時75歳、お二人様入居限定で5億4千万円以上と追加入居金2400万円。
さらに月額利用料が二人で52万円程度+水道光熱費、提供される食事代、放送受信料、医療費、駐車場代その他諸々は別…。
おお…。
すごい…。
これが格差か。

もちろん、それだけの価値ある施設で老後生活を送ることができる方々は、並々ならぬものを犠牲にして来たからであったり、努力や頑張りの結果だと思うので、それは素晴らしいことです。
素晴らしいお食事。
素晴らしい設備。
素晴らしい医療と介護サービス。
本当に何の心配もいらない人生が待っていると思います。
ここで私が心配してしまうのは…。
私が普段接している利用者様の中の…「利用料を滞納される方」とか「水道光熱費も滞納している方々」の、今後の療養生活がどうなっていくのか?
必要な介護が受けられるのか?
それが不安になりました。
この天と地ほどの格差。
それが当たり前になっていくのでしょうか?
これからは、後者の皆さんがどうなっていくのか?
今ある医療と介護は、もうすぐ当たり前ではなくなります。
「もうすでに変革は始まっている」ということがあちこちに感じられて、ちょっとヒヤヒヤしています。
もうすでに「医療にかかることができない人々」も発生しています。
そんな中で「素晴らしい施設の話」を拝見して…。
「今後も年に1件は設立していく予定」というプランを伺って。
本当に、「私は」「訪問看護は」「日本の医療は」「高齢者介護は」これからどうなっちゃうんだろう?
そう思いました。
