ごきげんよう。きいです。
60になったらどうするか…?
私が60歳になったら。
仕事を辞めたいと思いました。
誰かに喜ばれる、誰かの役に立てる仕事に就きたいと思って看護師になりました。
今日は「なんでそんなことを言われないといけないのか?」という言葉をぶつけられました。
相手は介護で大変な思いをされているご家族様です。
想定外の出来事への対応には、もともと支援が必要なご家族様ではありました。
高ぶった気持ちを普段から見知っている看護師にぶつけたかったのでしょうか。
その想定外の出来事と利用者様が「今日は空気がざわついている」と仰った原因が、私の言葉が荒いことにあると指摘されました。
一緒にいたスタッフに「私って、娘さんがいっているようだった?私がすべての原因だっただろうか?」と確認したところ…答えは「NO」。
私一人ではなくもう一人スタッフがいて、すべてを見たうえで「NO」と判断してくれるのは救いです。
誰もいなければ、「娘様が気持ちをぶつけたくなるようなことを、私が招いたのではないか」と思われたとき。
私が「NO」と言っても、「言い訳」ととられるかもしれません。
「なぜそうなったのか、何がそうさせたのかを振り返ること」。
看護師は、よくそれを求められます。
今日にいたっては…「娘様の言いがかりです」と言わせて欲しい。
ほかに理由があったのです。それなのに、すべて私のせいと言われたことが悲しかったのです。
そしてその時。もうこんな仕事は辞めようと思いました。
辞めたいではなく、辞めようと思いました。
「看護師は自分の感情をぶつけてもよい相手だ」と思われるのは悲しいです。
心無い言葉に傷つくことも、普通にあります。
「疲労困憊」が続いているので、普段よりもダメージが大きいです。
それはこちらの都合ですが。
たくさん眠ったら。おいしいものを食べたら。
元気が出るかしら。
60歳で退職…という、この気持ち。
「もう少し、頑張っちゃおうかな?」と思えるような、素敵な出来事があれば良いけれど。
どうだろう。