ごきげんよう!きいです。
いよいよ兄の相続も終わりを迎えます。大変ではありましたが、たくさんの方の力をお借りしてなんとかここまで来ることができました。
思えば、兄の在宅療養が始まってから、たくさんの人にお世話になりました。
在宅診療のY先生。ケアマネジャーの、のんさん。福祉用具専門支援員のYさん。Iヘルパー事業所の皆さん。訪問薬剤師のTさん。葬儀屋さんのGさん。そして訪問看護ステーションの仲間たち。親戚の皆さん、従姉たち。
本当にお世話になりました。
接点がなくなる
兄が亡くなった後本来ならば、ご挨拶をして利用料金をお支払いして、必要な書類のやりとりが終われば皆さんとの接点は無くなります。
嵐のような介護・看取り・葬儀を終え、相続へとやるべきことが移行するので、お世話になった皆さんを思い出し振り返ることがなかなかできません。
仕事上で〝入院されていた利用者様が、お亡くなりになった〟という連絡を、ご家族から頂くことがあります。
そんな時には、連絡を頂いた感謝の言葉を述べ、いつも「これからもお忙しい日が続くと思います。どうぞお体を大切になさって下さい」とご家族の方へお伝えしていました。
それが自分のこととなり、改めて「本当よねぇ…」としみじみ。
本当に忙しく、お世話になった皆さんとの接点も無くなる…。
とても残念です。
だけど私は仕事上の接点があり、今も皆さんとの関わりが続いています。
そこで今回は、お世話になった皆様方のその後をお伝えしたいと思います。
Y先生とのんさん
訪問診療のY先生は、今も超御多忙。
先生のクリニックに入職された新しいスタッフの皆さんと共に、24時間戦っていらっしゃいます。
だけど、先日は暫くお休みをとられていたようで、クリニックの仲間のI先生が「僕が対応しますから!」と頑張っていらっしゃいました。
利用者さまの報告をする私達も「Y先生の平穏な休暇を守れ!」とばかりに、指示受けや報告等の連携をできるだけ速やかに確実に。そしてI先生へ粛々と連絡します(笑)
先生方の定期診療以外の往診が発生しなくて済むように、看護で早期対応。
火事の火種は小さなうちに消して回りました。
…普段からやっているのですけどね(笑)
スタッフみんなが、普段より気合が入っていたような気がします。
利用者様の報告や指示受けでY先生と電話でお話しすることがあります。
電話越しに先生の声を聴くと、兄のことを相談した時の記憶が蘇り、今もちょっとだけドキッとします。
ケアマネジャーののんさんも、もちろん忙しい。
相変わらず困難事例や、関係者の家族等を多く担当されています。
困難事例の方への訪問ではタッグを組んで対応!
訪問時の車を停める位置はここ。
このドアは必ず閉める。
使うお湯の温度は45℃。
そんな細々したご家庭ルールを、みんなヘルパーさんへも情報共有。
頭が下がります。
介護や医療職スタッフの親の世代も、介護が必要なお年頃の方が増えて来ています。
みんな、のんさんを頼りにしています。
今ものんさんは電話では私のことを苗字ではなく名前で呼んでくれます。
ちょっぴり嬉し恥ずかし…です。
まだまだつづく。