訪問看護と音楽の話

uncategorized

 ごきげんよう!きいです。

 最近、金曜日に訪問しているあるご婦人のお宅。
寝たきりのお母様に「母の好きな音楽を聞かせてあげようと思って…」と息子様によってTVの画面に毎回映し出されるのは…「夜のヒットスタジオ」のDVD。

 井上順さんと芳村真理さんの司会。

 あの階段を使って、出演者をマイクリレーで紹介していく、あのスタイル。

 そしてご婦人が大好きな歌手は、ジュリー!

 あの沢田研二さんです。
その女性はレビー小体型認知症なのですが、幻覚は見えていないと仰りとても気持ちが安定している方なんです。
これが、ジュリー効果?

 私がケアをしている間、何度も流れる「勝手にしやがれ」や「時の過ぎゆくままに」「カサブランカダンディ」「ダーリング」…。

 ああ。本当は、振り返って画面を見ていたい…。

 ジュリー。カッコイイ…。
約1時間、ずっとジュリーの歌声を聞いていると…。
帰りの車の中でも私の頭の中では「出て行ってくれ~」がヘビロテします。

金曜日の私は「ゲットワイルド退社」ならぬ「勝手にしやがれ退社」になっています。

 そして私が出社の時、よく頭の中に流れる音楽は…
「機関車トーマスのオープニングテーマ」です。

 タタタタ~タタ~ターンっていう、あれです(笑)。

 なぜかは分かりません。流れるというか、自分の記憶の中から引っ張り出しているというのか?
絶対にスピード違反ができません。安全運転にも一役買っています。

 この曲は、実は「勉強が捗る音楽」「あらゆる作業が捗る音楽」としても有名なんだとか。
とても中毒性の高い音楽です。

 利用者様のお宅を訪問していると、本当にいろいろな音楽、いろいろな物に出会います。
みんな昭和の頃の素敵なものが多いんです。

「エモい」だけじゃなく、本当に後世に伝えていきたくなるものばかりです!

タイトルとURLをコピーしました