ごきげんよう。きいです。
「破綻するって本当ですか?」って…。
「何が破綻するんですか?」と思われたでしょうか…。
それとも「ああ、そうだよね」と思われるでしょうか?
今回は介護保険制度の破綻について考えます。
考えたって、いや…どうにかなるものだろうか?
最近、やけに耳に入ってくるのが「介護保険はいづれ破綻するから…」という言葉。
もう、破綻することが前提の話になっています。
介護保険を利用する高齢者数を減少させるため…。
介護予防に力を入れる。
要支援を無くし、要介護のみを対象とする。
介護認定を厳しくする。
福祉用具のレンタルや購入支援を見直す。
負担額を増額する。
そんな言葉がちらほらと聞こえて来るのです。
私ももうすぐアラカンと呼ばれるお年頃。
自分が介護を必要とする頃には、介護の世界はいったいどうなっているのでしょうか?
もしかして、訪問看護は「医療保険」の利用のみになっちゃうとか?
あるところからは「介護サービスは金持ちしか受けられなくなる」という言葉も聞かれます。
「負担割合が5割」「負担割合が7割」なんていうことになったら…。
もし、本当にそうなったら…いったいどうなるんだろう?
今は退院のタイミング等で「介護サービスを利用した方がいいですよ。そうしないと大変ですよ」と勧められて導入になっているけれど。
これからは「大変な状況になってから、ようやく申請が受け入れられる」になるのかしら。
「昔は介護保険なんて無かったんだから」と言われることもありますが…。
今とは高齢者数も、入院期間も、高齢者の医療費も全然違うんですから…。
本当に深刻な問題です。
やはり年金問題と同じく「自分で備えよ」なんでしょうか…。