ごきげんよう。きいです。
今日もカレンダー上は〝お休み〟ですが、私は休みではありません(涙)。
緊急対応の当番でもないのですが、それでも訪問や電話対応は入ってきます。
それぞれの利用者様のことを考えて、医療者として、事業所として「最善を尽くす」ことを目指せば、仕方がないことなんです。
今日はあるお一人暮らしの利用者様からヘルプを求める連絡が入りました。
「歩くこともできず、このままではどうにもならない」という状況。
ですが、この利用者様。
とてもしっかりされていて、ご自身で最善の策を考えて、(動けない状況にもかかわらず)行動されていました。
ご家族は遠方にお住まいです。その分日常から近隣の方と交流を深め、医療者を始め「何かあったら頼るべき人」をしっかり確保されていました。
今回はその近隣の方のお一人がすでに駆けつけていらっしゃいました!
私も少々バックアップをさせて頂き、近隣の方の助けで医療機関へ向かうことができました。
こういうことがあると「しっかりとしていること」って、本当に大切だなと感じます。
これは、認知機能がどうこうとか、ご家族がどうこうという話ではなくて。
先ずは〝自分自身が正しい状況判断ができ、最も適切な行動がとれること〟。
「このままでは動けない。誰かの助けを得なければ!」
その時に…。
その〝誰か〟の選択が正しいこと。
その誰かに〝今現在、自分に起きていることを正しく説明できる〟こと。
もしもに備えて〝いつでもすぐに病院へ向かえるように〟と準備をされていること。
その後受診となるときに〝自分をよく知ってもらえている受診先の確保〟をしていること。そして良好な関係を保てていること。
生活の基盤自体がしっかりしていること。
それがあれば。
高齢でも、お一人暮らしでも、ご家族が遠方にいても。
「医療機関にかかるまでは大丈夫なんだな…」と実感しました。
こういうトラブルは、今後の人生や生活の「大きな分かれ道」です。
今後も、今までと同じように生活ができるか?
それとも今までの生活をあきらめないといけなくなるのか?
できれば「今までと同じように生活ができる」が良いですよね!
本当に「しっかりしている」って、大事!