ごきげんよう。きいです。
皆さんは、もうどこかで目にしたり、お聞きになったりしましたか?
このニュース。
東京消防庁が都内で119番で駆け付けた消防隊への妨害行為が2019年からの5年間で、計96件に上ったと発表し、「迅速な救急活動に深刻な影響がある」と危機感を強めています。
その内容は、救急車のフロントガラスを壊したり、資機材を破壊したりする「物損」。そして隊員を殴るなどの「人身」被害。このほか、隊員に暴言を浴びせるなどの迷惑行為などがあったのだそう。
今月には患者の救急搬送を指揮していた救急隊の隊長が、酒に酔った患者の家族に暴行される事案が発生しています。隊長は馬乗りの状態で顔を殴られて負傷し、消防隊1隊が約7時間出動出来なくなっています。
ニュースでは〝都内の救急出動件数は増加傾向が続いており、東京消防庁は「救急隊が迅速に現場に向かえるよう協力して欲しい」と呼びかけている。〟としていますが…。
なんで?
「なんでこんなことをするの?」…そう思います。
救急車を要請している時点で、そこには病人がいて、家族や友人は速やかな搬送のために協力しないといけないはずなのに。
〝「救急隊が迅速に現場に向かえるよう協力して欲しい」〟って東京消防庁さんは言っておられるようですが…。
それで済ませて良い話なの?
まず、人としてどうなのか…と思うし。
「タクシー代わりに使おうとして怒られた」のであったら、間違っているのは救急隊じゃないし。
万が一「搬送先が見つからない」問題が発生して、苛立った家族や友人が暴力を振るってしまった…のだとしても。
救急隊に暴力を振るっても、何も解決しないこと…。
わかりますよね?
本当に…。
もう少し、医療や介護サービス・救急隊・介護タクシー等々…。
サービスを利用する前に「心構え・情報収取・学び・マナー等」を身に付けておいて頂きたい。
介護のスタートは、「心構え・情報収取・学び・マナー等」の口座を受けてからじゃないと始められない…位にできないのであれば。
「妨害」を超える「ハンザイ行為」を受ける可能性がある職種の人々。
対等に殴り返すことができない人々…。
医療や介護サービス・救急隊・介護タクシー等の職種に就く人々を、もっと手厚く「守る」ことを考えないと…マジでダメなんじゃないかい?
…そう思っちゃいました。