思い出した!

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 ごきげんよう!きいです。

 「骨折をしているから歩こうとすると痛い」ということを、憶えていられないまりぃさん。

 安静が保てず、特養Nの皆さんにご迷惑をかけているのが心苦しい…。

 今のままで良いのか?それとも入院が?自宅ならどうだ?とグルグルしていましたが…。

 グルグルとモヤモヤを何周か繰り返して「ハッ!」と思い出したんです。

 この感じ、今までに何度もあったはずだって。

 「まりぃさんの介護の大変なところ」を、自分がやらないでいる罪悪感や申し訳なさ。

 人任せにしているように感じてしまうし、いっそ自分が今のまりぃさんの介護ができたら「ボロボロになるまで介護を頑張りました」って言えるような気がしてしまう。

 でも、その「ボロボロになるまで…」って、誰に向かって言うんだろう?

 誰かに「介護を頑張りました」って認めてもらいたいのかな。

 特養Nにお世話になるまでの間に、そんな時期を過ぎたはずなのに。

 のんさんの力を借りて、安全な場所へ導いたはずなのに。

 だから今、特養Nにお世話になれているのに。

 私は「まりぃさんの娘」であって、介護のキーパーソンではあるけれど、「まりぃさんを認知症にした張本人」ではない。

 私は私であり、まりぃさんとは別人。

 私には介護以外にもやらないといけないことがたくさんある。

 仕事も。家庭を守ることも。自分の人生を生きることだって。

 介護保険のサービスを利用することは、助けを得ること。

 特養Nも、プロのスタッフがちゃんといらっしゃる。

 その特養Nが、今、まりぃさんを看てくれている。

 誰かがまりぃさんを故意に傷つけようとしたわけじゃない。

 骨折をしようが、血腫を作ろうが、それはまりぃさん本人の行動が招いたこと。

 特養Nは、そんな「病気で困った行動をするまりぃさん」を受け止めて下さっている。

 これはもう「特養Nの力」と「まりぃさんのケガを治す治癒力」を、騒がず冷静に見守るのが私にできることなんじゃないか…って。

 やだなぁ、私。

 このグルグル、本当に何回目だろう。

 最後に出る答えはいつも一緒なのに。

 忘れちゃいけないことなのに…忘れちゃうのね。

 本当に、ブログをやっていて良かった。

 おかげで思い出せました!

 

 

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