理解できていなくても

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

 皆さん、GWはいかがお過ごしですか?

 私は今日、急に思い立って「前から興味のあった和菓子屋さん」でフルーツ大福を購入してきました!

 電車で往復1時間の旅。せっかくだからと、近くの神社に寄ってみたところ、そこは「パワースポット」で有名な神社でした!(…私は知らなかったです…失礼!)

 初めての町で、初めてのパワースポットとの出会い。

 人込みもなく、のんびりと過ごすことができました!

 話は変わって。

 今年のGWって、有給をとれば11連休も可能です。

 お仕事を離れて何十年も経つ皆様方にとっては「GW=しばらく休みが続くらしい」になることもあるようです。

 私の勤める訪問看護ステーションは、カレンダーで黒字表記の日はお仕事の日。訪問看護に回ります。

 とあるところにお住いの、利用者のC様。

 「GW=しばらく休みが続くらしい」と思っていたところに、看護師が訪問してきたのでビックリ!ということが発生しました。

 黒字の日は平日。通常営業ですが。

 Cさんとご家族様にとって…訪問看護がなくても大丈夫だったのでしょうか?

 「連休中に訪問看護が休みになっては、困る利用者様いらっしゃる」と、カレンダー上赤い字で記載されている日にも、みんなで話し合って出勤日にする私たち。

 ケアマネさんへも連絡をし、ヒアリングに訪問する際にお届けする〝翌月分のサービス利用表〟に記載されます。

 そうなんです。

 介護保険を利用したサービスを組み立てるのはケアマネさん。

 それも〝予定表〟については、「利用者様の了承を得て」作成されているはずなんです。

 サインや押印もしているはずなんですよ、利用者様側も。

 それでも利用者様側のうち、ある程度の割合で「自分のスケジュールがわかっていない方」や、「利用票の意味が分かっていない方」や「その意味すら分からず、利用票が自宅内で行方不明になっている方」もいらっしゃいます。

 法律で作らないといけないと決められているものだけれど。

 その意味が理解できていない利用者様側。

「介護サービス」って、「意味が理解できていなくても利用できちゃうサービス」なんだなぁと思って、なんだか不思議な気がしました。

 そもそも。どうしてこんなに「難しすぎる」システムなんだろう?

 もっと明確で単純だったらいいのに。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました