トイレから戻るのに30分

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 ごきげんよう!きいです。

 連休も後半。私は緊急待機です。

 またまた家の中を片付けしていて…あるメモ帳を発見しました。

 それは…息子を出産した後の育児メモでした。

 今回は、介護の話は全くなしです。

 今その内容を見返して感じたこと…。

 「あ~あ。頑張りすぎちゃって…」。

 私が息子を出産するときは、今のように無痛分娩もなかったし。

 いわゆる「逆子」だった息子を、帝王切開で出産しようと入院をしたら、手術直前にひっくり返っちゃって。

 帝王切開の必要がなくなったからと、OPE当日に「退院」(笑)。

 それなのに…分娩にかかった時間は、継ぎ足しで計算されて31時間以上。

 陣痛が来ては止んでしまい、陣痛促進剤を使って。

 帝王切開になるかもしれないといわれてからは絶食水で。

 「さあ、出産!」となったら、今度は「出てこないのに心拍が落ちてきた!」

 先生が馬乗りになって吸引をかけながらの出産になって。

 それもあってかメモの中には、母乳を何グラム吸ってくれたとか。

 おしっこやウンチが何回だったとか。

 お肌のどこにカサツキがあるとか。

 ギャン泣きをして声がかすれているとか。

 ま~あ、それはそれは事細かに書き込んでありました(苦笑!)

 今それを見て、過去の私に何かを言ってあげるとしたら。

 「そこまでしなくても、ちゃんと育つから!」(笑)

 褒めてあげるというよりは、ハラハラしちゃう!

 当時は「育児ノイローゼ」という言葉もあって…今もあるのかな?

 まるで、その一歩手前!

 それがね。今となっちゃ、そのかわいい赤ちゃんだった存在が。

 洗面台でひげを剃っていたり、仕事帰りにお酒を飲んで帰ったりするんだからね。

 当時の私に、本当に言ってあげたいわ。

「そこまでしなくても、ちゃんと育つから!」って。

だけど、その発見したメモ帳を見ていて、一つ「自分を褒めてあげたいところ」を見つけました。

出産の翌日の記載に…。

「(数メートル先の)トイレに行って、戻るまでに30分もかかってしまった」って書いてあった。

それは…今のところ、最初で最後の体験かも(メモを見るまで、すっかり忘れていたけど!)。

飲まず食わずで点滴をしながら腰が砕けるような出産をしても、翌日には立って、歩いているんだから人間って強い。

本当に、人生で一番頑張った経験だったと思う!

頑張った私を褒めてあげたい!(メモを見るまで、すっかり忘れていたけど!)

(笑)

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