ごきげんよう。きいです。
今日は、ある利用者様の担当者会議に出席をしました。
その利用者様も「キーパーソンが認知症」です。
食事や水分を摂れたのか?何を?どれくらいの量だった?
それがわからないご家族様。
耳も遠いご家族様。
寝たきりの利用者様から呼ばれても、遠方のお子様が電話をかけてきても。
気が付かないでこの暑い中、庭掃除をしていたり…(汗)。
そして利用者様の体調は、どんどんよろしくない方向へ…。
どうやってサポートをするか。
遠方から泊まりがけで介護をしてくださっているお子様も出席されて、支援者を合わせて7名がご自宅の室内に集合です。
そして、その部屋…。
暑いんですけど…。
エアコンは動いているけれど。
ちっとも涼しくない。
あ、そういえば。さっき「認知症のご家族様」が、エアコンのリモコンを操作していた…よね…確か…。
私が発言中に、目に入ったその動き。
……。
「なんか暑い。そういえば…」と危機感が全身を走ったときに、ちょうど会議はまとめの段階へ。
体調不良者が出ることはなく、間もなく会議は終了となりました。
だけど…。
久しぶりに体験した、認知症の方の「危うさ」。
私もまりぃさんにベランダに閉め出されたり、家に入れてもらえなかったり(笑)したことを、走馬灯のように思い出したのでした。
退室時に、お子様へ「リモコンの設定を確認してみて下さい」とお願いしたけれど。
設定温度…どうなっていたんだろう。
ちゃんと設定温度を下げられていたのか?それとも、違う操作をしていたのか?
まさか「暖房」…?
私の思い過ごし…?
でもこれ、実際にあることなんです。
認知症の方のいる生活って、そういうこと。
周囲の方が目を光らせて、気が付いてあげないと…危険がいっぱいです。
