誕生日が怪しくなった

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 ごきげんよう!きいです。

 この週末、まりぃさんの面会に行って来ました。

 「特に大きなお変わりは無いですよ」と仰るSさん。

 だけど、チラチラと怪しい所が見え隠れしていました。

 今日のまりぃさん。

 自分の誕生日がすぐに言えませんでした。

 何歳であるかは言えなくても「昭和〇年生まれなの~」はすぐに言えていたのに。

 それが言えなくなっていました。

 これ、私にとってはかなりの衝撃!

 今までは、ずっと言えていたのに…。

 ここまで分からなくなったのか…。

 そしてSさん、「特に大きなお変わりは無いですよ」と言いながらも。

 「夜、眠らないんですよね…。昼間も眠っていないんですけどね。」

 「夜のどこかのタイミングで、短時間、グーっと深く眠っていらっしゃるんだろうと思うんですが。」

 「しょっちゅう部屋から出ていらして、昼より上手に歩いていらっしゃるんです(笑)。部屋に戻りましょうと誘導すると、おとなしく戻られるんですけどね。何かブツブツ話されているので、何か見えているのかもしれませんね。」

 はあ…本当に申し訳ないです…。

 そしてまたまた実感します。

 「まりぃさん…もう家では、絶対に暮らせないな。」

 まりぃさんと一緒に暮らすと、私の方がダメになる。

 私が仕事を退職していて、まりぃさんが歩けなくなっていれば、一緒に暮らすことはできるかもしれないと、ずっと思ってきたけれど。

 やっぱり、ダメだ。

 益々分からなくなっているまりぃさん。

 私の都合に合わせて、おとなしくベッドに横になっていてくれないかもしれない。

 大声を上げたり、夜中に歌を唄っちゃうかもしれない。

 オムツの中をいじっちゃったりもしそうだし。

 いずれ誤嚥や肺炎も起こすだろうし。

 そもそも、私がいるマンションに帰ってくることに、何か意味はあるんだろうか。

 そこは、まりぃさんにとっての「家」ではないのに。

  面会に行くたびに、同じことをぐるぐる考えちゃうな。

 一緒に住むことはあきらめた方が自分のためだ。←今回、自分に言い聞かせました。

 

 

 

 

 

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