ごきげんよう。きいです。
まりぃさんが転倒をして受診した際、レントゲンとCTを撮影して「大腿骨転子部骨折」の診断が出ていました。
今日はその画像を見ながら、整形外科医M先生の病状説明をうかがい、今後の方向性を決めてきました。
病院の正面玄関を入ると、受付前に特養Nの看護師、Aさんがいらっしゃいました。
一緒に先生の説明を待ちながら「まりぃさんに何が起こったか」を説明して下さいました。
私が考えていた「想定内」の出来事であり、まりぃさんが私と一緒に暮らしていたとしても十分起こりえる転倒でした。
昨日の電話でもSさんと共に謝罪をして下さいましたが、私はやはり「まりぃさんが自分の意思で歩いたその結果の転倒なので、場所が特養Nだっただけで、逆にご面倒をかけてすみません…」としか思いません。
それを再度お伝えしました。
そして、手術を受けたらどうなるか。受けなかったらどうなるか…を相談しました。
手術を受けるメリットは、やはり「骨折した足が早く治癒し、痛みが長引かず、動くための能力が維持される」ということ。
デメリットは「環境が変わること。術後の安静が保てないかもしれないこと。せん妄をおこす可能性があること。入院中、動けるようになったらなったで、病棟スタッフへ迷惑をかけることになるであろうこと。治療の結果歩けるようになっても、それは「周囲の人にとっては困った行動」であり、いつかまた転倒する可能性はあること…。」
どう考えても「入院・手術・リハビリ」よりも「特養Nで、患部の安静を保ちながら過ごし、保存療法で自分の力で骨をくっつけてもらう」の方が良さそうでした。
ただ、どんなふうに骨が折れているのか?それが大問題。
バッキリボッキリいっちゃっているのか?
それともめり込んだりつぶれるように、グシャッといっちゃっているのか?
大きな骨折なのか?思いの外小さかった…という結果なのか?
そして、もう一つの問題。
「骨折しているまりぃさんの保存療法」を私が選択した時に、特養Nはそれを受け入れてくれるのか?
施設によっては「骨折しているのに安静が保てないのは困ります。だって認知症なんですから。手術をしてしっかり治してこられた方が…云々」というパターンも考えられます。
それは、昨夜から私の大きな心配事であり、おかげで睡眠時間が大幅に短くなってしまいました。
だから先生の説明を聞く前に、看護師Aさんに「このまま特養Nで安静を保ちながら過ごすことは可能ですか?」と聞きました。
その返答は「大丈夫です。私も環境が変わる事の方が、影響が大きいような気がします」と言って頂けました。
つづく