断捨離のすすめ

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

「断捨離」という言葉。断:新たに手に入りそうな不要なものを断る。捨:不要なものを捨てる。離:物への執着から離れる。という意味があるんですね。

兄の荷物を片付けて、感じたこと…「断捨離って大事!」

考え方が変わりました。

 私、元々物を捨てるのがあまり得意ではありません。

「もったいない」

「いつか、使うかも知れない」

「まだ使える」

そう思ってしまうんです。

 頂き物のエコバックも封も開けずにとってあるし。きれいな紙袋もいっぱいあります。

 娘の服も着れてしまうので、娘が「もう着ない」と言った服も「お母さんが着ちゃおうかな」とか言ってしまうんです。

 だけど今回兄の遺品整理を経験して、すこし考え方が変わりました。

 兄の部屋にも服が沢山あったし、何に使うの?と思うほどの工具類、どれだけ養生したいのか?と思うほどの養生テープ。使わない食器。頂き物のタオルやハンカチ。値札が付いたままのTシャツや下着。読むのに何か月もかかりそうな本。箱買いした食品やジュース…。

「まとめ買いがお得」

「安いのは今だけ」

そう思って買ったのだと思います。

「いつか使うかもしれない」

そう思って手元に置いておいたのだと思います。

さすが兄妹。気が合います。

まりぃさんも物を大切に使う人なので、血筋かもしれません。

だけど…。

結局そのたくさんの「大切にしていた物」は兄の生活スペースを狭め、使われることなくゴミとして捨てられ、その処理にお金がかかってしまった。

「もったいない」

結局はそうなってしまいました。

これからは…

 もっと上手に物を買い、ありがたく使い、新たに手に入りそうな不要なものを断る。

これからはそうしていきたいと思いました。

それで少しずつ物を手放せるかな。

 物を捨てるのは苦手だけど、〝なんとなく〟手元に置いておくことを考え直してみようかな。

ファッションセンスを磨いて、流行遅れだったり若作りな服は手放そう。

「いつか使うかもしれない」そう思うものは「そのまま存在を忘れられて、古くなっていく」のかも知れない。そして結局は「使えない、使われない」。

それは可哀想だ。

「無いと困るかもしれない」と思うものは「実はなかなか減らない」。

そして「無くなったら買えばいい」。

不要なものを買うのではなく、使って無くなったものだから…要るものだから買う。

そこに新しい物との出会いがあるかもしれないし、素敵で面白い物があるかもしれない。

スッキリ暮らした方がカッコイイし、子供に迷惑を掛けずに済む。

そっちの方がいいや。

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