訪問看護師にできる事とは…

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 ごきげんよう!きいです。

 昨日は、利用者様の足の爪を切った時に「こんなことを看護師さんに…」と恐縮されたお話でした。

 そこで、改めて「訪問看護師の務めとは?」「訪問看護師は、日ごろどんな事をやっているのか?」ということをお伝えしたいと思います。

訪問看護って…

 看護師は人を看護するために人体の構造やしくみ、様々な疾患とその予防・治療について、看護技術・看護アセスメント・療養の在り方、自分らしく生活していくには…などを学び、それを活かして病院だけではなく、施設・企業・地域などで活躍しています。

 その中でも訪問看護師は、在宅療養をされている方や住宅型施設に入居し療養されている方の元に訪問して、その方の主治医の指示のもと、看護を行うというのが仕事です。

 看護を展開する場所は〝その方の住む場所〟にはなりますが、健康管理から、医療的処置(人工呼吸器管理・点滴や床ずれの処置・胃ろうや各種カテーテル・人工肛門の管理など)のほか、内服支援・清潔のケア・リハビリテーションから看取りまで…病院の看護師と同様のケアを行います。  

 それ以外にも各利用者様の在宅療養に関わる病院・訪問診療・薬局・訪問リハビリテーション、デイサービス等の通所施設、ケアマネジャー、福祉用具支援事業所、介護ヘルパー、有償ボランティア、訪問理・美容などなど…たくさんの事業所と連携をします。

 利用者様の体調悪化時には、その状況を主治医へ報告し状況によっては救急車を依頼し搬送のサポートをすることもあります。

 利用者様が入院になった際には、入院された病棟の担当看護師宛てに「訪問看護サマリー」という文書をお送りします。利用者様がどのように在宅療養をされていたか、今後の課題について、継続して欲しい看護についてもお伝えすることで、入院生活や治療で困りごとが無いように支援します。

 毎月の在宅療養の様子を主治医に報告する義務があるため、「計画書」や「報告書」を作成します。

 利用サービスの変更や大きな状況変化があった時には、ケアマネジャーが開催する「担当者会議」に出席して、看護師としての意見を発言し他の事業所との連携を図ります。

 あ、そうそう。利用者様やそのご家族に対して健康管理、必要な処置や介護の方法(傷の処置の仕方やオムツ交換の方法、インシュリンの投与や血糖測定・吸引など)を指導することもあります。

 もちろん、相談にも乗ります。

…うわぁ…

いろいろ思い出しながら書き上げてみたけれど…。

本当はまだまだあるけれど。

最初は、もっと簡単に考えて「爪切りもしますよ~」とか「足湯もしますよ」「手浴だってできますよ」「入浴介助だって、洗髪だって、そのための更衣やドライヤーで整髪だってやりますよ」みたいなことを書こうと思ったんです。

そして「クリニックや外来でお会いする看護師さんのような、問診、診察や治療の補助や処置、採血その他の検査などとは、ひと味違ったこともしています」とお伝えしたかったんです。

通院をした時に出会う看護師さんって、爪切りや足浴って…確かによほどの理由が無いとしませんよね…。

だけど、訪問看護師が普段やっている事を書き出したら。

めまいがしそうでした(笑)

たくさんの「看護師」

もちろん、クリニックや外来の看護師のやっている事。

病棟看護師の普段やっている事。

手術室看護師、透析室の看護師、ICUや救急等の高度な医療が求められる部門の看護師。

保健師。助産師。企業で働く看護師。介護施設で働く看護師。養護教諭。看護師資格を持ったキャビンアテンダント。健診センターで働く看護師。献血ルームの看護師…。

看護協会の運営。看護師を要請する各種学校の教諭。

挙げたらきりがないや(笑)

それぞれがスペシャリストとして活躍しているから、今の医療の現場・教育の現場が成り立つのですね。

それぞれが自身の責務を全うしているって、すごいことですね。

この「看護師」が人材不足になったら。

どうしましょ。

最後はひどい脱線の仕方をしてしまったきいでした。

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