弁護士のF先生

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 ごきげんよう!きいです。

 県の弁護士会へ相談の電話をかけた、私。
その連絡先はネットですぐに見つかりました。

 電話では、〝父が血液製剤でC型肝炎に感染したこと、そしてカルテが存在しないこと〟を伝えただけで、すぐにこちらの意図を汲み取って下さり、「少々お待ちください」の後は、話が早かったように記憶しています。

 電話に出られた方は、既にこちらの意図を引き継がれていて、何度も同じ話をしなくてすみました。
「それならば、ここか、ここに相談してみてください」と、2件のとある法律事務所の薬害肝炎弁護団の連絡先を教えて下さいました。

 
 「弁護士会」なんていうところに、初めて電話をする私。
もっとしどろもどろで上手く説明ができず、偉い先生様に冷たくあしらわれたりするんじゃなかろうかと、ヒヤヒヤでした。

でもそうではなかった。
良かった。
なんだか、次のステップへ進むのも嫌ではなくなりました。

 次のステップ。教えて頂いた法律事務所の所在地をネットで調べ、そのうち私達の住む地域に近い方へ連絡をしてみました。

 そこにいらしたのが、弁護士のF先生でした。
 F先生も、最初の電話から「何言っちゃってんの、この人?」という対応ではありません。
 とても真剣に私の話を聞いて下さり、私達家族が分かる限りの情報をきかせて欲しいといって下さいました。

 そして「お話を伺ったところでは、血液製剤を使用した可能性は十分あると思います。カルテが無ければ、他の証明方法がないかを考えていきましょう」と言って下さったのです。

 「本当に?本当に可能性があると思われますか?」と聞き返してしまったことを思い出します(笑)。


そしてF先生は「相談を依頼するための文書を郵送するのでそこへお父様のお名前や住所などをお書きいただき、手術を受けた病院名やいつ手術を受けたのかが分かるものを…」といった話をし始めました。

 私は急に相談にかかる料金等の経費が心配になりまして…。

 正直に聞きましたよ。
「今のこの電話相談にも、料金はかかるんですか?」って…。

 すると、なんということでしょう!
この薬害肝炎弁護団…。和解が成立するまでの費用は一切不要なのだそうです。
(書類等の送料や病院での文書作成料などは負担が必要ですが)

 実は私たち家族は、最初は父は年金だけしか収入が無いことから「法テラス」へ連絡をした方が良いのかとも話していました。

 それも念頭に、料金のことも聞いてみようと思っていたのですが…。
 お電話でお話をした印象も、F先生…〝素敵な弁護士さん〟だとお見受けいたします!
このままF先生の法律事務所で、調査を進めて頂くことに決めました。

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