ごきげんよう。きいです。
今回の記事は…書くべきかどうか、かなり悩んだ内容です。
医療者も、病気を持つ皆さんも。同じ人間、平等で対等であるという思いで、悩んだ結果書くことにしました。
単刀直入にお聞きします。
皆さんは、考えたことがありますか?
自分が長い間診てもらってきた病院が、ある日突然「もう診てあげることができなくなります」「業務委託をしたので、方針が変わります」となる日が来ることを。
自分が長い間診てもらってきた医師が、ある日突然「病院勤務を辞めます」「自由診療ができる診療科へ移ることにしました」となる日が来ることを。
そんな日が来ないと良いのですが…。
これ、本当に起こるかもしれないんです。
特に専門性が高い病院、患者数が少ない診療科ほど、可能性があると思います。
クリニックは特に。病院でも十分に有り得ることです。
どの診療科が。
どの病院が。
これについて言及することは控えさせていただきます。
あまりにも怖くて、言えません。
ただ、「(患者様側の理由により)これからは違うところで診てもらう時が来たんです」という医師の言葉を受け入れず、「このままでいさせて」と求めたり。
処方される衛生材料や薬が変わるところを「変更しないで」と求めたり。
そんなことがありませんか?
「なぜ医師が変更を勧めるのか」を考えることが大切です。
なぜって。
「病院が破綻することを避けるための努力」であるかもしれないからです。
今診てもらっている先生が、いつまでも自分や家族を診てくれて。
今使っている薬やモノがいつまでもあり続ける。
そうであればとても素敵なことだけれど…。
経営が傾いていても…。
「このままだと経営が成り立たなくなるので、お願いですから違うところで診てもらってください」
「このままだと経営が成り立たなくなるので、お願いですから違う薬・衛生材料に変えさせてください」
「そう勧めるように、上から言われているんです」
…と医師は患者さんへは言えません。
医療者も頑張っています。
患者さん、利用者さん、ご家族様も…頑張って頂けませんか?
頑張って頂けると、救われる医療者がたくさんいると思うのです。
※今回の記事も私の個人的見解であり、妄想も加わっていると思ってください。
だけど、大切なことなんです。
行政が変わらないのであれば、医療崩壊を先送りにできる可能性を持っているのは患者さんだと思うのです。
もちろん本当は行政が制度を変えるべきなんです。
どうしてそれができないんだろう。
こうなること。ずっと前から予測できたはずなのに。