まりぃさんの画像

母の介護

 ごきげんよう!きいです。

 実は私。今回のまりいさんのヒアリングの合間に、ちょっとお願いをして「まりいさんの画像」を撮らせていただきました。

 母の従妹がまだ面会できていないので、「せめて画像だけでも」とも思って。

 まりぃさんの、「特養Nへ入所決定」という事実は、私の中では一つの区切りになるものだと思いました。

 だから、私の叔父(まりぃさんの弟)やお世話になった従姉たちへ、入所が決まったというご挨拶メッセージと一緒に送信しました。

 画像を撮っておいて良かったと思いました。


 本当は、入れ歯を入れて写真を撮りたかったけれど。

 まりぃさんが、入れ歯を外してしまった挙句あちこちに置き忘れる…そんなトラブルを避けるため、「義歯は食事前に装着し、食後は外す」とされているのです。

 口元に皺が寄って、お年寄り感が高まっていますが(笑)。


 それでも「ちょっとおすまししている風」「目を上転させ、口を開けたおちゃらけ顔」「視線が外れたちっとも面白くない画像」…が撮れました。


 撮影した画像の中でも最も気品があるように見える、おすまし風(バ~とか言って、おちゃらけてしまった画像は、母らしくないので)を選んで送信しました。

 「元気そうで安心しました」と叔父から返信が返って来ました。

 叔父も80を超えており、前立腺に不安があるようです。

 過去のメールの中に「最近体調が悪い」と書かれていたこともありました。


 もし、叔父に何かあれば…。

 そう考えてしまうことがあります。

 認知症の姉が一番元気で、そうではない二人の弟が先に…というのはあまりにも皮肉な事です。

 本当はそうならないで欲しい。

 まりぃさんを叔父に見送ってもらいたい…そう思います。

 まりぃさんの元気さを、叔父に分けてあげる方法があればいいのに…と、またバカなことを考えてしまいます。


 特養Nの契約書類に、「延命しますか?」の書類がまたまたありまして。

 この書類、「何度記入したかしら?」と思うくらい、書いてきました。

 命についての問いかけ。

 何回も経験してしまうと、重みが感じられなくなってしまいそうです。

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