ご無事でなにより

介護の現実

 ごきげんよう!きいです。

 この数日、暑いし。蒸すし。

 本当に身体がまいってしまいます。

 訪問に伺った先でも「昨日、母が嘔吐しまして。暑さのせいでしょうかね?」って。
訪問した際は、落ち着いていらっしゃって…本当に良かったです。

ご無事でなによりです。
その方。お部屋にエアコンが無い方です。

 その次に移動した方のお部屋にも、エアコンはありません。
しかも過去に電気とガスが止められたことがあります。

「窓を開ければ涼しいから」と言われましても。
雨が吹き付ければ、窓は閉じられます。

 そんな部屋の中で、認知症のご主人はじっと座って過ごします。
隣の部屋では、認知症が疑われる奥様が探し物をしています。

 とても危ないご夫婦です。

 あと数日で担当者会議があります。訪問診療も開始となります。

 このお二人がどうなっていくのか…。

 それは息子様次第です。

 そんな方ばかりかと思えば…玄関から自宅のエレベーターの中まで、真っ白なふかふかの絨毯が敷き詰められた豪邸にお住まいの方も。

 汗をかいたからシャワーを浴びようと思ったら、広すぎる浴室で掴まるところがなく、滑って転んで打撲をする利用者様。
 私の人生で初めて拝見する、個人の邸宅での猫足の浴槽。広すぎる浴室。
 浴室内に大きな南国の観葉植物を置くくらいなら、手すりが欲しいのですが…。

 あの浴室には、レンタルの福祉用具は全く当てはまらないだろうな…。
工事になるのかな。でも「美観を損ねる」とか言われないような手摺りって、あるのかしら???

 本当に振り幅が広すぎて。

 感覚がおかしくなりそうです(笑)。

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