身体は一つなのに

uncategorized

 ごきげんよう。きいです。

 この週末。私は緊急待機ではありませんでした。

 それなのに私が「夜の訪問看護」になったのは、その利用者様に訪問した事のある看護師が少ないから。

 「来てくれるなら、誰でもいい」とは言って下さらない利用者様なんです。

 行けるのが良いのか。行けないのが楽なのか。

 分からなくなります。

 その他の「待機じゃない夜」、緊急待機当番のスタッフから相談電話がかかり、ご家族様との調整とスタッフとの連携などを行ったことを思い出しました。

 どこへ行くにも、仕事用の携帯は手放せないな…と実感します。

 そしてその時の、電話でのやりとりの回数は「9回」。

 それなりの時間が犠牲になります。

 その時間は、ボランティアです。

 数週間前の、金曜日の仕事が終わるミーティング直前の時間。

 私はある利用者様の入院の知らせを受けて、鬼のようにパソコンに向かい「何としてでも、時間内に病院へFAXを送らねば!」と訪問看護サマリーを作成していました。

 時間内に送らないと、見てもらえるのが週明けになってしまい「週明けには本人はもう退院!」ということも起こるのです。

 急げ、急げ、急げ!急げ~‼…と頑張って、無事に完成!

 病院へ「今からFAXを送ります!」と電話でお伝えしていた時。

 私の携帯電話が鳴っているのは気が付いていたんですよ。

 だけど出られなくて。呼び出しのコールは切れちゃいました。

 『後でかけなおします!』と心の中で謝罪しつつ、FAXを送信している真っ最中。

 「きいさーん、お電話でーす!」と、今度は事務所の固定電話へ私宛の電話がかかって来ました。

 『まってまって。FAX番号、間違えちゃったら大変だから…。』

 そして無事に送信を終える間際。

 「ミーティングを始めまーす!」の声。

 固定電話と携帯電話に掛けてくれたのは、その日休みのスタッフでした。

 携帯電話に、利用者様のご家族から「認知症の母(一人暮らし)が家で、パニックになっている。電話をかけて状況確認をし、その結果を連絡して欲しい」という連絡が入ったのだそう。

 もちろんスタッフはお休みなので、私が代わりに電話をかけることになりました。

 ミーティングが終わった後も、そんな仕事が発生し…(涙)。

 利用者様本人とご家族様とのやり取りを電子カルテへ入力。

 その合間に、他のスタッフから週明けのカンファレンスで取り上げるテーマについての相談を受け…。

 入力が終わった後、パニックの相談電話をくれたスタッフも気にしているでしょうから「カルテを見てね」とメッセージを送り…。

 気が付いたら、事務所に残っているのは…私一人でした。

 はい。ちょっとぼやいてみました。

 私の身体。一つしかないのに(笑)。

 

 家に帰って、ほっとして。「ご褒美のアイス」を食べると…。

 今度は体重が増えちゃうのよね…。

 悲しい。

 

タイトルとURLをコピーしました