どうしてこんなに複雑なんでしょう?

在宅介護

 ごきげんよう。きいです。

 最近訪問が始まったばかりの、利用者様のCさん。

 腸の病気で、人工肛門を造設。その管理支援に訪問看護に伺うことになりました。

 そのCさん。介護保険と障害福祉の制度の違いが、入院中から何度説明を受けても「???」なのです。

 Cさんはまだ前期高齢者で、お若い方。

 それでも、ご理解が難しいんですね。

 「とにかく決まりごとが複雑なんですよ。難しいんです。」

 「次回訪問時に説明して欲しいんですが」と言われましたが。

 …上手く説明できるかしら…(今から心配)。

 複雑な制度を説明しようとすると、私まで混乱してきます。

 「介護保険と医療保険の違い」「収入に応じた負担割合」「制度によって異なる負担割合」「申請」「給付」「介護保険被保険者証」「身体障害者手帳」「ケアマネが手配するのか、自分が業者さんへ依頼する必要があるのか?」やら、なんやらかんやら。

 説明しようとパンフレットを開いても、「Cさんのための支援内容」が書かれている訳でもなく。

「ここに書かれていることは、こういうことでして…」

「つまり、それはどういうことですか?」

「ですから、先ほど説明した通りですね…」

 そんなことにならないかしら? ドキドキ。

 できるだけ余計な話はせず。Cさんが今必要なことに焦点を当てて、お話ししてこようと思っています。

 無理な話だとは思いますが。

 在宅介護に関わることを、年齢に関係なく公平に。

 このサービスを利用したければ〇〇〇円。あなたの場合は年齢、お病気・障害、収入の有無がこれだけだから、◇◇円負担してくださいね。

 この用具を購入・レンタルしたければ△△△円。あなたの場合は年齢、お病気・障害、収入の有無がこれだけだから、☆☆円負担してくださいね。

 なんて単純にならないかしら?

 高齢者は特殊寝台(いわゆる電動ベッド)や車いすがレンタルできるのに、障がい小児はレンタルができず購入しないといけないとか。

 普段「どうして?」と思うようなことが、どうにかならないか…と思ったり。

 きっと、偉い方々からは「そんな単純な話じゃないんですよ」と言われちゃうんだろうな。

 

 

 

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