自分で確認

介護の現実

ごきげんよう。きいです。

前回の記事<まりぃさんの様子>で。

まりぃさんが、車椅子でみんなと一緒の場所にいられて、トイレや浴室へ移動させてもらえること。

本当にありがたいことです…と、書いて。

最近続いた、施設の入浴支援中の死亡事故について考えました。

いろいろ、施設の事情・設備の事情・業務の事情等があるとは思いますが…。

そもそも。

自分が、目の前の誰かに。水やお湯を使う時。

温度は大丈夫かな。勢いは大丈夫かな。本当に自分が使おうと思っている液体に間違いはないだろうな?って、確認をすることは必要。

介護の場面じゃなくって、育児の時に。

赤ちゃんをベビーバスでお風呂に入れる〝沐浴〟の時。

温度計でお湯の温度を測りましょう…ともいうけれど。

「まずは自分の肘で温度を確認!」が習慣になるほど、身についています。

(ベビーを看ていたころに身につけた習性?)

今も陰部洗浄や創部洗浄のお湯の温度。

シャワー浴、入浴介助の時の浴槽内のお湯の温度。

必ず自分の手で確認をします。

そして「今、これくらいの温度だから。利用者様の身体に使う時には、温度はどれくらいに変わっているだろうか?」を推察して準備します…よね?

すごく大切なことで。

そして「基本中の基本」であるのに。

それがなされなかったのは、大問題だと思う。

どこに原因があったのか。

きちんと考えるべきだと思います。

そして。

高温のお湯で、命に係わることになったから事件になったけれど。

これが「冷水で」「命に係わらなくて」「利用者様が訴えられない人」だったら。

とても怖いことです。

浴室で行われるケア。

いろいろな危険があるということを、みんなが自覚するべきだと思います。

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