ごきげんよう!きいです。
先日お伝えした、「えい君に似ている利用者様」。
その方との出会いがきっかけで、私は最近えい君のことを思い出したり振り返っています。
その利用者様は、私が訪問すると、たくさんお話をして下さいます。
いや、訪問中ずっと話し続けていると言っても良いくらい。
そのほとんどが「今感じている悔しさや悲しさ」です。
「病気に気が付いた時には、手術ができない状態だった。」
えい君と同じです。
「病院で検査も受けていたのに。」
これも一緒です。
「きっと〇〇だろうと思ったんだ。」
これも一緒です。
えい君は、健康診断の便潜血陽性を、「慢性胃炎のせいだろう」と考えました。
利用者様は、「抗生剤を飲んだら症状がスッキリした。もう大丈夫だろう」と考えました。
だけど。
大丈夫ではなかった。
小さかった腫瘍は日に日に大きくなっていきました。
「きっと〇〇だろうと思ったんだ。」
きちんと大丈夫であることを確認しないといけなんだな…と思います。
安全運転と同じ?
「〇〇かもしれない。」それをきちんと確認すること。
大切ですね。
ちなみに、私…。
介護のことは「災害に似ている」と思っています。
ある日突然起こることがある。
家族や生活自体に大きな影響を与える。
できれば避けたいこと・自分の身に起きて欲しくないことである。
避けられないことかもしれない。
だけど…。
予測して備えることで被害を小さくすることができるかもしれない。
「備え」
大切…。