ごきげんよう!きいです。
この週末はお休みです。
普段滞りがちな、従姉たちとのグループLINEでのコミュニケーションでポチポチしています。
そのやりとりの中で、「ああ、医師のアドバイスって、こんなに簡単に反故にされちゃうんだな~」と感じたことがありまして…。
「医師のアドバイスは守りましょう!」と力説してみたけど…どうだろう?
アイス禁止
ことの始まりは、LINEスタンプの話でした。
最年長の従姉に、おもしろいスタンプがあるよと紹介しようと思い「アイス買ってきて」というメッセージを送るスタンプを貼ったところ…。
その返信が…。
スタンプを面白がってくれたのはいいけれど。
「医者からアイスは食べないようにと言われたばかり。でも食べます。」
………。
「食べます」の前に、一切の迷い無し!
さらに「冷凍庫の中にアイスが10個あります」って…。
さらにさらに。
「カルピスも好きです。ジュースもダメだけど」って…。
そんなだから、血糖値が上がっているのに違いないけれど。
もともと主治医に「もう少しでインシュリン」って言われてたじゃないか!
気質なのか?
※今回は、生活習慣が原因で血糖値が高くなっている方々についてのお話です!
なぜだか…。
血糖値の高い方は「これくらい、いいよね~!」という方が多い。
本当に…。
「アイスは止められているけど、ジェラードなら良いでしょ?」とか…。
「お菓子はダメでも、果物ならいいでしょ?ビタミンを摂ると身体に良いじゃない?」
「便秘がちだから、サツマイモを積極的に摂るようにしています。下剤よりは身体に良いでしょう?」
健康のためには「何かを足す・補充する・補う」ことが必要だと思っていらっしゃる方が、いまだに多いのです。
低栄養でなければ、足していけばオーバーするのは当然なんです。
「おいしいものをたくさん食べれば元気になる」という言葉も、よくお聞きします。
でも、「快」を得るのと「健康」を得るのは、ちょっと違う。
そんな方々に、私がお伝えしたいのは…。
「先生は、意地悪で『控えろ』と言っている訳ではないんですよ」ということ。
いろいろな血糖値の高い方々と長くお付き合いしていると…。
「高血糖の最終形」のような状況に陥った方々をたくさん看ます。
神経がああなった結果、手足のしびれが…尿意や便意が…。
血管がこうなった結果、足の指があんな風になったり。
網膜にも影響がでて、視力も…。
そうならないように、生活指導と治療が行われるのですが。
血糖測定や内服が必要になる方。
インシュリン注射が必要な方々。
透析に通う皆さん。
…これからも増えるだろうか?それとも「指導と治療の成果が出て」減って来るかしら?
「医者からアイスは食べないようにと言われたばかり。でも食べます。」
これは、やっぱりダメなんです!