変わっていないこと

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 ごきげんよう。きいです。

 前回は「良い方向へ向かっていること」「悪い方向へ向かっていること」を書いてみました。

 本当はもっともっと、細かい点やここに書けないことなどがありまして…。

 すっごくざっくりした内容だなあ…と思います。

 本当にすみません。

 今回は「変わっていないこと」を取り上げようと思ったのですが…どう考えても、どう書いても

「楽しい内容ではない」。それが悔しい。

 私が思う「変わっていないこと」は、要介護者を介護している家族が、とても大変でちっとも楽になっていないということ。

 介護についての情報は手に入りやすくなったと思う。

 いろいろなメディアが取り上げる機会も増え、ネット上でもいろいろな情報が手に入ります。

 保健センターの窓口に行けば、介護についての冊子も「ご自由にどうぞ」と置いてあります。

 だけど、情報は「自分の代わりに介護をしてくれない」し、情報を活用するにはアクションを起こす必要があって、それを起こすのはやはりご家族自信。

 誰も代わりにやってはくれないんですよね。

 じゃあ、どうすればいいんだろう…?

 私が考えるのは「自分の味方」を増やすこと。

 介護の責任って、誰にあるんだろうって考えたことがありました。

 本人。そして配偶者。子供。孫。

 それだけ?

 親。兄弟。子供の兄弟ではなく、本人の兄弟です。

 親が高齢なら、兄弟も高齢…。

 でも「口だけを出す遠くの親戚」にならないでいただいて(笑)、現状を知っていただいて、時には相談に乗ってもらっても良いのかな。

 何かしらの力を貸してもらえるように、介護をオープンにしておくと良いのかな。

 時には、認知症になった親の話相手になりながら、少しの間だけでも見守りをしてもらったり。

 一緒にご飯を食べてもらったり。

 その時にはもちろん「お客様」ではなくて「支援者」として。

 子供が介護する場合、兄弟間でいろいろなトラブルが発生しますよね。

 私の近いところでも、姉妹間でバッチバチの状況になった話を聞いたばかり。

 本当にあるあるです。

 介護が始まったときに、きちんと兄弟間で話し合いを持つこと。

 役割分担とか、キーパーソンになる人に負担がかかりすぎないように、最初から考えておくと良さそうです。

 キーパーソンになる人は、抱え込みすぎないように。

 うまくやらなくちゃとか、自分が頑張ればなんとかなるとは、考えないようにしたいものです。

 そう思わなくても済むように、周囲の人がキーパーソンを守ってあげて欲しい。

 本当にそう思う。

 それができれば、少しは介護をしている家族の大変さが少しは変わるかな?

 どうだろう。

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