経験と学歴

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 ごきげんよう!きいです。

 昨日は娘が内定を頂いた話でした。
 まだ看護師としての、スタートすらも切っていない娘。
 これからもおおいに自分に磨きをかけてもらいたいものです。

 看護師は資格を取れれば良いという訳ではなく、就職できたからやったね!という訳でもない。

 昔、最初に就職した病院で、ある脳外科の先生が私に言いました。
「看護師は、10年経験を重ねないと、一人前とは言えないよ」
そんな言葉を思い出しました。

 だけど、私は思うんです。
何年経験を積んだって…残念な人っているんですよ。
そうかと思えば、5年程度の経験で驚くような事をやり遂げる人もいます。

 学歴だってそう。
立派な学校を卒業していても、残念な人もいる。

 職業人として、「人は、学歴でも経験年数でもない」と私は思っています。
(またまた、個人的見解です!)

 私が(個人的に)看護師として優れた人は、感性が研ぎ澄まされた人だと思うのです。

感じ取る力。それがすごく大事。

ただ言われたことを、業務として遂行するだけの人と。

目の前にいる人(患者様やご家族様だけではなく、同僚に対しても)とその背景も踏まえて、「この方は何に困っているのか」「何が必要なのか」「自分に何ができるのか?」「このままで大丈夫か?バックアップが必要か?」を常に考えている人。

違うよね。

更に上をいく「考える以前に、感じ取ってしまう人」。
「自分の立ち位置を知っていて、自分が動くことの良し悪しを考えることができる人」。

人が集まると、いろいろなことが起こって、いろいろな力が働きます。
思い通りにできることもあれば、どうにもできないこともある。
どうにもできなくても、時間が解決してくれることもある。

もちろん長い経験は、たくさんの学びが人に磨きをかけます。

脳外科の先生がおっしゃったこと。そういう意味も含んでいたのかも。

そうね。経験が磨きになるか。積み重なる埃になるか。

それも人によるのかも知れないな。

私は今年で35年。10年目の頃なんて、はるか昔の話(笑)

自分が埃にまみれていないか。よく考えてみよう。

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