ごきげんよう。きいです。
今回は、ある一人暮らしの利用者様、Cさんのお話しです。
まだ訪問が始まって間もないのですが。認知面が気になる方なんです。
お子さんは県外にお住まいですが、とてもCさんを気にかけて支援をしてくださっています。
「ああしないとダメ。こうしないとダメってうるさくってね(本人談)」と、頻繁に電話をかけて下さるのがちょっぴり煩わしそうなCさん。
「小さかった頃は手がかかる子だったのに、大きくなったら生意気になっちゃって…(本人談)」と話し始めましたが…。
詳しくお話を聞いて…。
「いや。そこは絶対に、お子様の言うことを聞いてください。いや、聞くべきです!」
…と即、お子様の味方に付いた私。
うるさく言われて当然。
生意気なんかじゃなくって、本当に心配されているんですよ。
だって…。
「お鍋を焦がしちゃうのよ。お友達から電話がかかってくるでしょう?そうしたらつい、話し込んじゃってね(笑)」「見つかると怒られちゃうからね。隠すんだけど、見つかっちゃうのよ(笑)」って…。
(笑) じゃないです!
「お鍋をダメにしてしまった」「うっかりしちゃった」「自動で火が消えるようになっているから大丈夫」という単純な話じゃないんです。
火事の危険・やけどの危険があるんですよ。
お子さんの心配、わかります!
私たち訪問看護師も、お子さんと協力しつつ、認知面と生活の状況を注意深く見守りたいと思います。
だけど。
認知面がしっかりしていても。
火の扱いを軽んじる利用者様って、いらっしゃるんですよね。
酸素投与が必要なのに、ガスコンロで調理をしたり、煙草を吸ったり。
そして皆さん仰います。「大丈夫だよ」って。
いやいや、全然「大丈夫」ではありません!
本当に危ないんです!
電子レンジやIHのコンロ、湯沸かしポットなどへの切り替えを、ぜひともご検討ください!
あと、酸素を投与されている方は「孫との花火」に参戦しないでくださいね。
適切な距離を保って、見守ってあげて下さいね。
