まりぃさんの言葉

uncategorized

 ごきげんよう!きいです。

 先日、いろいろあった(笑)まりぃさんの面会の記事を書きましたが…。

 しばらくたって思い出されるのは、〝従妹の様子でも、叔父のLINEでもなく〟。

 やっぱりまりぃさんの様子と言葉なんですね。

 あの日のまりぃさんの様子は、記事に書いた通り。

 私のことも、従妹のこともわかりませんでした。

 だけど。

 一生懸命繰り返していた言葉がありました。

 「よくわからないから。後でわかるように、教えてちょうだいね。」

 母は、目の前にいる人が〝自分とどんな関係がある人なのか〟がわからなくても。

 不安気ではなくて。

〝自分とどんな関係があるのかわからない人〟に対して、「教えてちょうだいね」と言えること。

 「それを言っても、そんな自分でも〝大丈夫〟なんだ」とわかっているからこその発言だったんだろうな…。

 そんな風に思いました。

 「それって、すごいことだな」と思います。

 安心してそこに居られているから、言えるんだろうな。

 認知症を患って、自分のことをどんどん忘れたり、失ったりしても。

 安心して安全に過ごせていれば。

 「それでいいのかな」と思います。

 あ、本当は「できることなら、もっとそばで見守りたかったな」と思っています。

 次の面会日。

 どんなまりぃさんの言葉を聞けるだろうか…。

 まだまだ、私にわかる日本語を話せているから。

 コミュニケーションは図れているから。

 それは、私自身に言い聞かせる言葉でもあります。

タイトルとURLをコピーしました