ごきげんよう。きいです。
今日もお仕事、頑張って来ました!
やっぱり利用者様のお宅での話題は地震の事。
皆さんの心配事は「地震による揺れ」や「津波の発生」「家屋の倒壊」「火災の発生」よりも…。
「停電の影響でエアコンや冷蔵庫が機能しなくなること」が一番心配されていました。
本当に、この猛暑の中の停電はとても危険です。
まりぃさんは、現在特養Nに入所中。
こんな時、本当にありがたいと思います。
特養Nさんは、避難所に指定されている施設でもあり、災害用備蓄もしっかりされており、スタッフさんも避難訓練を繰り返してきた皆さんです。非常用発電機も設置されています。
超心強い!
「もしまりぃさんが家で一人の時に、大きな地震が発生したら?」
これは同居を始めたときからずっと考えてきたことでした。
とても心配で、でもどうしようもなくて。
私は道路が寸断されたら、訪問先の利用者様の自宅が倒壊したら…家に帰れなくなります。
「大きな揺れを感じたまりぃさんが、一人で静かに家族の帰りを待っている」なんて、絶対に無理だと思いました。
訳も分からず家を出て「ちびちゃんを迎えに行かないと!」と必死で歩き続け、行方不明に。
子どもたちはパニックに!
それは我が家の最悪のシナリオでした。
当時私は、子供たちに「お婆ちゃんを助けようとしたら、自分の命が危ない」ということがあったら、お婆ちゃんを置き去りにしてもかまわないから、自分だけで逃げなさいと教えました。
私はそうなっても、決して子供達を責めるつもりはありませんでした。
だけど、それをしなくてはいけない当事者となる子供は…。
心に大きな傷を抱えてしまうことになったかもしれません。
まりぃさんが無事に入所できて、本当に良かったと思います。
まりぃさんが特養Nで、安全に生活できている。
それは私の家族の「安心の基盤」なんだなぁ…と、今日もしみじみ感じました。