ごきげんよう。きいです。
まりぃさんのこと、前回もお伝えした通りです。
認知症は、益々進行しています。
とても強く感じています。
受診結果を報告して下さるSさんは、電話の度に謝って下さいます。
だから私はお伝えしました。
自宅で介護していた頃。
徘徊するまりぃさんを探しながら。
夜中に家を出て行こうとするまりぃさんを引き留めながら。
「何度も〝歩けなくなればいいのに〟と思ったことがありました。」
「寝たきりになれば、もっと介護が楽になるのにと思っていたんです。」
だからどうだって話ではないのですけれど。
とにかく私は特養Nさんを責めるつもりはない。いつかまりぃさんは歩けなくなってしまうものだと考えていた。過去にはそれを望むことだってあったんです。
それを自分が話したかったんです。
まりぃさんの施設サービス計画書という書類に、家族の意向を書く欄がありまして…。
私は「困りごとが無く、穏やかに過ごして欲しい」と書きました。
そんなまりぃさん、脳以外の内臓は今も年相応に健康です。