ごきげんよう。きいです。
最近の記事の主人公であったC様。
穏やかなまま、今朝方旅立たれて行きました。
ご家族皆さんに囲まれて、その瞬間までも見守られていたのは、C様のお人柄ゆえのような気がします。
とても素敵な方でした。
過去の記事を振り返ると、たくさんの利用者様が思い出されます。
その中には「ああ、この記事の後、間もなく旅立たれたんだったなぁ…」という方も。
印象深いのは<在宅療養の限界?>のCさん。
介護の状況は把握が困難で、ご主人は疲弊して。
ショートステイはなんとか契約までこぎつけたものの…。
いよいよ「数日後にショートステイの利用!」という日の朝。
食事中にぐったりしてしまい、救急搬送。
そのまま逝ってしまわれました。
ご主人は「よっぽどショートが嫌だったんでしょうね…」と振り返られますが。
その前が「妻の介護疲労で倒れる寸前」までいっていたので、やり遂げた感はあったご様子でした。
亡くなられた方が多い中、復活を遂げた人も。
<転倒>の利用者様です。
玄関先で転倒し、骨折。
手術を受け、リハビリを受け、無事在宅へ復帰されました!
認知症があっても、ユーモアと前向きな姿勢は健在です。
「この人ったら、手術室から出てきたとき、『楽しかった~!』って言ったんですよ!」と奥様が教えてくださいました。
認知症を発症する前は「病院の看護師さんと話をしない偏屈な人」と言われていたのが、今回は「楽しい入院ライフ」だったようです。
これ、実は「認知症を悪化させない」という、病院の皆様の努力の成果だと思うんです。
ありがたい話です。
今もこの方のお宅を訪問すると「Goodmornig!」と迎えて下さいます!
脳トレと摂食嚥下機能の維持のために、奥様とカラオケを歌っていらっしゃるとか。
「もう転ばないよ」と言って下さるので、私達もリハビリのし甲斐があります(笑)。