ごきげんよう。きいです。
なんだかね。今日はとっても疲れてしまいました。
今日はというよりは、今日も…かな?
最近なんだか、やってもやっても終わりが見えないことばかりのような気がして。
繰り返し
訪問看護の利用者様…。元気になって訪問看護を卒業される方が、最近は一人もいらっしゃいません。
以前はいらっしゃったんです。
「褥瘡(床ずれ)が治癒した」とか。
「訪問リハビリで自信がついたから、デイケアへ通えるようになった」とか。
それが…みんな入退院を繰り返しながら過ごしているか、亡くなっていくか。
新規で依頼を受け、スタートされた方の人数と、終了者の人数はほぼ同じ。
始まっては終わり、出会ってはお別れ。それを延々繰り返し、残るのは情報とカルテだけ。
カルテも作っては片付け、作っては片付け。
法令順守のため、情報を正しく管理。訪問の記録を残し、褥瘡の有無を評価し、他事業所との連携も記録に残し、本人様やご家族とお話したこと、思い、方向性、主治医とのやり取りも記録に残す。
そしてあっという間にお別れ。
そんなことの繰り返し。
最近はお病気よりも、ご本人の背景やご家族との関係性が複雑なことが問題視される方が多い。
その複雑な部分に、寄り添う?付き合う?巻き込まれる?
そしてみんな疲弊している。
看護師に寄り添ってくれる人?
「あなたたちは、利用者さんを支え、寄り添おうとしている。そのあなたたちを支え、寄り添おうとしてくれる人はいますか?」そう聞いてくださった、緩和医療の医師がいました。
今の私は…。なんだろう…。
支えや寄り添いではなく、満たされるものが欲しい。
報われたと思える何かが欲しいんです。
時々そんな気持ちになってしまう私ですが、きっと明日にはいつも通りになるでしょう。