夏の停電

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 ごきげんよう。きいです。

 先日あるお子さんの元へ訪問に伺ったときにお母様と検討したこと。

 猛暑日や熱帯夜に停電になったらどうするか?という話です。

 ある夜、そのお子さんの住む地域で「原因が分からない停電(お母様談)が3時間続いた」のだそう。

 どうやら一部の地域のみの停電だったようです。

 「どうやって対処したんですか?」という私の質問への回答は…。

 「電池式のミニ扇風機とうちわで風を送り続けました」でした。

 そのお子さんは、人工呼吸器や吸引器などは使用していません。

 だけど体温のコントロールはうまくない。

 そして過敏があって、冷たいものが身体にあたることを嫌がります。

 アイスノンや冷たくしたタオルは使えません。

 エアコンが使えないことは、大問題なんです。

 それに、この暑さです。

 よく熱中症にならなかったなぁ…と思いました。

 最初に検討したのは、エアコンの利いた車へ避難すること。

 ガソリンさえあればしばらくの間は大丈夫だと思います。

 そのお子さんは大家族ではないし、車も2台所有されています。

 「ガソリンをギリギリまで入れないことがあります。気を付けないといけませんね」とお母様は振り返っていましたが…。

 私もそうだわ…と反省。

 災害対策のためにはガソリンを半分以下にしないようにしたいところ。

 しっかり意識づけしないと。反省、反省。

 また、ある他の利用者様のご家族から伺ったのは「ぬるいお風呂に入って過ごす」という方法。

 「昔はエアコンなんか無かったからね。夏休みの暑い日は、子どもたちをお風呂の残り湯で水遊びさせたものよ。」

 その方はご主人の介護をされていたので「こんなに大きな大人が水遊びって訳にはいかないからね。停電って怖いわね」としみじみ話されていました。

 昼間の停電には良いかもしれませんね。

 そのお子さんは「プール遊びは大好き」なので、数時間なら楽しみながら過ごせるかな?と思いました。

 ぬるいお風呂作戦は、個人戦で昼限定。尚且つ溺水に注意。

 車のエアコン作戦は、団体戦で夜でもOK。フラットシートならなお良し。ガソリン料と環境と騒音に注意。

 もちろん今回は障がい(重度ではない)があるお子さんの話。

 重度の障がいや疾患により寝たきりでも無く、移動手段のある皆さんは「停電の無い場所へ移動」で過ごして頂きたいです。

 安全に注意しながら移動してくださいね。

 本当に大規模な災害が起こりません様に…と願うばかりです。

 

 

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