ごきげんよう。きいです。
先日の夜間。緊急で出動する出来事がありました。
その利用者様Aさん。一人暮らしの高齢者です。
持病があり、歩行が困難。訪問診療と訪問看護、訪問ヘルパーが支援しています。
そのAさん。夜になって訪問診療のクリニックへ電話をかけました。
「食欲が無くて胃もたれがする。今から何日か入院をして点滴をしてもらいたい。足が悪くて一人では病院へ行けないので救急車で行きたい」と。
私が日々書いてきた、このブログを見て下さっている皆さんはお分かりになると思います。
このAさんのご希望が叶うかどうかが。
訪問診療の医師は…「訪問看護で体調確認をしてあげてください」と連絡を下さいました。
「深刻な体調不良が隠れている可能性」も否定はできません。
ということで…。夜間の緊急出動となりました。
体調に大きな問題はなし。
食事の摂取量は減っていますが、体重減少はさほどでもなく。
食事前にエンシュアや甘い炭酸飲料を摂取(本人談)。
食間におやつをポリポリ(駆け付けたご家族談)。
ヘルパーさんの作ってくれるお食事は「薄味でヘルシー」。
訪問診療医へ状況を報告し〝採血結果も大きな異状はない〟とのことから…。
Aさんの望みは叶わず、「救急搬送での入院は無し」となりました(笑)。
お一人で暮らしていると、「それは正しいね」「それって違うと思うよ」というジャッジが無いために、「こうするしかない。それが正しい方法だ」となってしまうのかしら。
不安な気持ちも、どんどん増幅されてしまいますね。
落ち込みがちで、心配事もあったAさん。
その心配事がご家族と話し合って解決できると良いですね!