ごきげんよう!きいです。
今日、洗濯物を干している時に、ある考えが浮かびました。
「最近、仕事が妙に大変な理由」
「仕事が時間内に終わらない理由」です。
何年も前と、今と。
訪問看護で伺う利用者様の、重症度は若干重くなった気がします。
一人の看護師が受け持つ利用者様の数は、大差は無いような気がします。
じゃあ、何が大きく違うから、今の私は(それだけではなく、実は他のスタッフも)こんなに疲弊しているのか?
そう考えていた時。
ある考えが浮かびました。
「介護のキーパーソンが、利用者様と同居していない」ご家庭が増えている。
「キーパーソンがワーキングケアラーや、ダブルケアラーである」ことが増えている。
その2点が大きく影響していると思ったのです。
私たち看護師がご自宅を訪問して、利用者様の状況を把握したいときに「その場にいらっしゃる誰に確認をしても、知りたい情報が得られない」ということが増えています。
何かを決めないといけない時、その内容によっては「ご本人や同居のご家族と相談をしてもらちが明かない」ということもあります。
そんな時、キーパーソンであるご家族へ連絡をさせて頂くことになるのですが…。
「仕事中は電話対応ができません」
「着信に気が付いたら、タイミングを見て折り返しの連絡を入れます」
大抵がそうなります。
それは当然です、お仕事や介護をされているのですから。
そして連絡を頂けたのが、こちら側が「他の利用者様の訪問中」だったり。
勤務終了後だったり。
これが、キーパーソンになるご家族が同居されていて、訪問した際に利用者様と一緒にいて下さって。
その場で相談ができて、問題解決ができたなら。
本当に…どれだけ仕事が楽になるでしょう。
キーパーソンであるご家族と、電話をかけて話した事実をカルテに残し。
その調整を図った事実と結果をカルテに残し。
主治医へ指示を仰ぐ必要があることであれば、実行し。
その結果「医療機関との連携」が必要であれば、家族の協力が得られるかを確認し。
できなければ、それを家族に代わって行い。
その結果をケアマネさんへ報告し。
それらの事実をカルテへ残す。
そんな仕事が増えているんです。
「転んでケガをしてしまった。動くと痛がるので、これから病院へ自分の車で連れて行ってきます。結果は後程お知らせします」と…。
「昨日転んでケガをした。病院へ行った方が良いだろうか?どうやって病院へ行けばよいだろうか?」から始まる、あれこれ。 キーパーソンのご家族への連絡、病院が受け入れてくれるかの確認、介護タクシーの手配、ケアマネさんへの連絡、受診の結果の確認。
全然違いますもんね。
そんなことが、頻発しているのです(涙)…。
そんなケースが増えているんです(涙)…。