ごきげんよう!きいです。
先日、ふと「私が認知症になったら、どんなふうになるんだろう?」と考えていました。
「きっと、夜中に『緊急で呼ばれた』とか言って、家を出ようとしたり『車が無い』って大騒ぎしたりするのかな…」なんて。
その時に思ったんです。
家族が「昔、どんな仕事をしていたか。どんな生活を送っていたか」を知っていてくれることって、認知症になった後に助かるかもしれない…。
私の家族は、私が看護師の仕事をしていたこと、そのうちの約20年くらいは訪問看護の仕事をしていたことを知っています。
病院勤務だった時には、三交代で夜勤あり。三交代+早番・遅番という変則三交代という勤務をしていたころもあったこと。訪問看護の仕事に就いてからは、緊急待機で「呼び出されれば、早朝でも夜中でも、祭日でも出動していた」ということを知っています。
だから何十年も経ってから、認知症になった私が「電話がなった」と言って車を探して出かけて行こうとしたときには…。
「ああ、これは呼び出しの電話がなったと思っているんだな」と気が付いてくれそうな気がします。
「事務所に電話したら、ちゃんと待機の人が対応してくれているから大丈夫だって言われたよ」と言ってくれれば、それだけで私は安心してその夜眠りにつけそうな気がします。
「ナースコールが鳴ってる」と言って飛び起きたときには、病棟勤務の頃に戻っていると気付いて「若い人が対応してくれているから大丈夫だって。先輩は安心して寝ていてくださいってよ」と言ってくれれば、また私は安心して眠りにつけそうな気がします。
親の介護が始まるとき。親がどんな病気をして来たか、ちゃんと治療をして来たかを知っておくことは大切だと<親の病歴って知っていますか?>で、お伝えしました。
それだけではなく、どんな仕事をして来たか。どんな生活を送って来たのか。
これもとても大切な情報だなぁ~と思います。
何かの機会に「昔はどうだったの?」って、お話ができるといいですね。
私、今回考えた「事務所に電話したら、ちゃんと待機の人が対応してくれているから大丈夫だって言われたよ」という対応や、「若い人が対応してくれているから大丈夫だって。先輩は安心して寝ていてくださいってよ」という対応が必要になるかもしれないので、その時はよろしく…って(笑)
エンディングノートに加えておこうかな?