ごきげんよう!きいです。
訪問看護で行うケアの中に、清潔ケアや傷の処置、身体に留置された管の管理などがあります。
これらのケアの共通点は「洗浄」が必要な事。
付着した汚れを取り除き、きれいにするのですが、利用者様によっては入浴やシャワー浴が困難なこともあります。
そうなると「ベッド上での洗浄」となり、周囲を汚さずに注意をしながらきちんと汚れは取らないといけません。
そんな時に、必要になるのが「洗浄用のボトル」です。
介護用の洗浄ボトルも販売されていますし、100均で売っている調味料用のボトルを使用することがあります。
私たちが初めて訪問看護に伺う時。
病院から「よく洗って下さいね」と言われはしたものの、何をどう使って良いのやら?という方がいまだに…少数派ですが…いらっしゃるのですよね。
なかには「『ホウカンさんに教えて貰って下さい』と言われました」という方も。
そんな事を想定して、私達がよく用意しているのが「ペットボトル」です。
500mlのペットボトル。その蓋にいくつか穴を開けておきます。
5~6個穴を開けたものは、シャワーのようにお湯が出るので当たりが柔らかく、洗髪や陰部洗浄などに向いています。
1個穴を開ければピンポイントでお湯が出るので、褥瘡のポケット内やドレーン周囲の汚れをしっかり落としたいときに向いています。
穴の大きさも、画鋲で開ければ細く。
キリで穴を開ければ太くお湯が吹き出します。
私達もいろいろ考えて穴を開けているのですが…。
2回目の訪問時に「この間のペットボトルはどちらに…?」
「捨てちゃいました!」ということがあるのです。
「また使うので、取っておいてくださいね」という言葉をスタッフが言い忘れたり、言っても耳に届かなかったり、忘れられたり。
そんな時に「コレ、使って下さい」と出て来るのが、〝たっぷりとお湯の入った2リットルサイズのペットボトル〟だったりします。
「ありがとうございます!」とは言うものの…。
2リットルは片手で扱うのは大変。
大きいし、重いし。
お湯の量を減らして調整し、ようやく扱えるようになります。
本当に、大きくて扱いにくいんです。
おかわりしても500mlのペットボトルが好き!
できれば炭酸飲料が入っていた、ペコペコしないペットボトルが好き~!
またしても、あくまでも、個人的見解です!
とか言いながら…ただのペットボトル談義でした!