ごきげんよう。きいです。
前々回<病院から敬遠される人>で、病院から救急搬送の受け入れを敬遠されてしまうことがあること。また「敬遠」のレベルではなく、「拒否」をされるケースももあると言う事をお伝えしました。
それはどんな人かというと…ブラックリストに載っている人。
病院にもブラックリストってあるのですか?と聞かれると…。
私が病院勤務をしていた頃にはありました。
昔も今も…。
カルテも紙の時代。その紙の束に、赤い厚紙を切った物が栞のように挟まっているのを目にすることがありました。
看護師1年生だった私は、先輩に「これは何ですか?」と聞いたことがありました。
先輩は「これが付いている人は、要注意人物だから気を付けろってこと。外来で先生が指示した時は入院できるけど、そうでないときは断られるね」と言いました。
本当?
病院が?
しかし、どうやら今でもそれはあるようで…。電子カルテの場合、画面を開いたらすぐに注意を促す文言が目に入るようになっているそうです。
カルテの中にはもちろん、いつ・何が原因でそうなったのかがしっかり記載されているはず。
だって、受診時の診察や入院中の病棟でのケアの状況だけでなく、体温・脈拍・血圧から、排泄の回数、食事摂取量の状況までもがデーターとして残るのです。
やらかしちゃった内容が残らない訳がありません。
そのようなブラックリストは、どの業界でもあるでしょう?
昔々私がアルバイトした、あるファストフード店。
電話予約の台帳に、そういうファイルがついていました。
そのファイルに名前が載っている方が予約したお品物を受け取りにいらっしゃるときは、アルバイトではなく社員さんが必ず対応することになっていました。
顧客名簿がある業界には必ず要注意人物である場合、必ず明記されているようですし。
一瞬の過ち?感情の高ぶり?気の迷い?
そういったものが、ご自身のデータと共に残っているのです。
皆さん、そういうものに名前を残さないように注意しましょう…。
いったい何を?
それでは、その黒いリストに名前が残っている人は、いったい何をやらかしたのでしょうか?
私が今までの経験の中で、自分が体験したり見聞きしたことをお伝えしていきますね。
実はいっぱいあるんです…。みなさん、やっちゃってます。
どんなふうにお伝えすれば良いのやら…。
ぼちぼち書いていきたいのですが、内容によっては長くなるかも。
まりいさんの介護の話や兄の話からは離れてしまいますが、医療と介護に関わる話なので、もしよければお付き合いください。
ちなみにまりぃさんの面会兼ヒアリングも近日中に予定されています。
その状況も、いずれまた…。
次回は…。
「治療に非協力的な人」にしてみましょうか。