「災害関連死」について

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 ごきげんよう。きいです。

 近い将来、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震。

 国の被害想定が、前回から10年余りたって全面的に見直されたのだそうです。

 いろいろな想定の変更があり、「最悪の場合死者は29万8000人と、前回の32万余りからわずかな減少にとどまった。」とありますね。

 そして、私が個人的に注目したのは「災害関連死」のほう。

 今回、避難生活などで体調を崩して亡くなる「災害関連死」が初めて推計され、最悪の場合5万2000人と東日本大震災のおよそ13倍にのぼるおそれがあるのだそうです。

「避難者の生活環境の改善などが急務」とされていますね。

 災害発生時の「迅速な避難に向けた取り組み」や、「耐震化」を進めることは、犠牲者が大幅に減るけれど「大きな力」も必要とします。

「避難者の生活環境の改善」は、もっと身近で、小さな個々の力でもある程度は可能で、今日からでも明日からでも取り組めることではないかと考えます。

 もちろん個々の力だけに期待されても困ります。

 「避難所に行ったら段ボールとブルーシート」では困ります。

 避難所に、空気で膨らむ簡易式のマットレスがあるにはあったけれど。

 空気を送り込むためのものが無くて、「息を吹き込んで膨らませてください」と言われた障がい児のママさんの話しを聞いたことがあります。←本当の話!

 避難所の環境整備も急務です。

 「大きな災害があったけれども、命は守られた」

 そして、その後に待ち受ける…。

 「どうやって生き抜くか」

 大切なことだと思います。

 そういえば、最近「初めまして」とご挨拶をした、ある利用者様。

 ベッドのわきにある箪笥の上には、大きな段ボール箱がいっぱい乗っていて。

 利用者様のベッドの真上を、物干し竿が渡っている状態で。

 古い冬用のコートやバスタオルが掛けられていました。

 大きな揺れが来たらこの利用者様、「無傷じゃいられなさそう」と思いました。

 早速担当者へ「危ないね」と伝えた案件です。

 これは災害関連死以前の「まずはこれから」の問題。

 皆さんも、ご自身やご家族のベッド回りをもう一度チェックしてみたら、新たな気付きがあるかもしれません…。

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