精神科でした!

母の介護

 ごきげんよう!きいです。

 今日、まりぃさんの面会に、娘と一緒に行って来ました!

 娘は「就職の報告」をしたかったようです。

 もちろん「まりぃさんは、目の前にいる22歳の女性が自分の孫であることは分からず、就職したという事実をインプットできないと思う」という事は伝えました。

 それでも、娘は一緒に来ました。

 到着すると、既にSさんと面会ブースに座っているまりぃさん。

 やはり「だれ?」からのスタートです。

 面会中に、3回「目の前にいるのは、孫娘である」と伝えましたが、その説明はまりぃさんの中から、数十秒で消え去ってしまいました。

 それでも〝国家試験に合格して、看護師として仕事を始めた〟という事がようやく伝わった時。

 まりぃさんは、目を潤ませて「良かったなぁ~」と微笑みました。

 その一瞬が、娘の記憶に残れば良いと思いました。

同席して下さったSさんは、やはりまりぃさんの傷の説明をしてくださり、私はその確認をしました。

痛々しさは無くなっていました。

そして、今後予定されている「認知症専門病院への転院」について聞いてみたところ…。

どうも私が間違っていたことが明らかに!

「認知症専門病院への転院」ではなく「認知症専門医の介入」だったようです(汗)。

しかしSさん曰く「それって精神科っていうことで…。独語とか、幻覚、幻聴があると…。何かしらの薬が出るのではないかと…。でもまりぃさんは、怖がったり嫌がったりしている訳ではなくて。ただ起きて、一人でおしゃべりをしているだけで…。」

要は〝まりぃさんは夜に歩いたり、部屋で一人おしゃべりをしているけれど、誰かに迷惑をかけている訳ではないので止める必要は無いのではないか?〟

そして〝何かの抗精神病薬が開始になった事がきっかけで、状態が変化し機能の低下が加速してしまうのではないか?〟と心配をして下さっているのです。

 私、夜勤のスタッフさんには「すごく迷惑をおかけしているはず」と思っています。

 だけど「歩き回ったり、騒いだりして困るんです。何かお薬がもらえないか専門医に相談してみませんか?」と言われないこと。

それが本当に嬉しかったです!

 訪問診療に来ている医師の専門は「消化器内科」とのこと。

 その医師と話すとき。

 どんな話になるのか…。今から緊張です…。

 そして、隣の市に総合病院が移転してくること。

 Sさんも知っていました。

 その病院「T病院」は、今までは「とんでもない山奥にあって、O病院が診てくれないからそこへ搬送されたときには、ご家族が面会に行くのが大変だったらしいです」…という状況だったらしい。

 それが近いところに移転してくれるのは「ありがたいですよね。搬送先の選択肢が増えますよ!」とGOODニュースとして受け取られていました。

 とっても素敵な「特養N」さんの、唯一の心配どころである〝夜間緊急時の受け入れ病院を救急隊に探してもらわないといけない〟というところ。

 収容先の選択肢が増えるのは、本当にありがたい事です。

 ただ、そう上手くいくかどうかは…。

 運を天に任せるのみ…なのです。

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