ごきげんよう。きいです。
昨日は<仕事があるから>で…。
国の方針は「療養は病院から在宅へ」です。
だけど今のままでは、どこかにしわ寄せが生じそう。
介護と看取りのあり方について、もっともっと、聞いて・知って・身近なものにできるような取り組み。
それが必要だと感じました。
…と、書きました。
そして考えた結果、どこかにしわ寄せが…の〝どこか〟は「関わる人みんな」になってしまうのではないか…そう思ったんです。
みんなへの負担
先ず、これからの日本には労働力が足りない。
病院で働く医師・看護師・検査技師・薬剤師・リハビリスタッフ・ME・栄養士・調理師・事務職・看護助手・電話交換・警備設備関連の方々…。
介護施設では、医師や看護師・リハビリスタッフ等の医療職・介護福祉士やケアマネジャー、相談員・介護ヘルパー・栄養士・調理師・事務職等の方々。
在宅では、訪問診療医・訪問看護師・訪問リハビリスタッフ・ケアマネジャー、相談員・介護ヘルパー、薬剤師、福祉用具専門支援員など。
みんな、その数が減り、高齢化が進み…それらの職業についている方、それぞれの負担がどんどん増加。
だって、高齢者数は増えるんですもの。
そして、その高齢者側は、病気をしたり要介護状態になった時、今と同じような医療や介護を受ける事ができるかどうか…。必要な医療や介護が受けられないという負担。
とても難しい問題です。
そもそも。
在宅介護では、誰が要介護者のケアを行うのが正解なのでしょうか?
「在宅介護は誰がする?」という内容で検索をしてみると「親の介護を始める時には介護申請をしましょう」とか「あらかじめ準備をしておきましょう」という内容と共に、ケアマネさんやヘルパーの導入について紹介されている記事にあたります。
利用できる介護サービスを紹介してくれているのですね。
では、「介護はだれの責任?」となると…。
「親の介護義務は、親の兄弟姉妹、子供、孫になり、民法では夫婦間にも扶養義務があります」となります。
そう。介護は「親族が行うもの」。それが大前提なんです。
「介護を行う責任がある家族が、その負担を軽減するために、いろいろな制度やサービスを利用しながら介護を行う。」
これが「在宅介護」なんです。
だから…当然、家族にも負担がかかって来ます。
しかし、その家族も仕事をしていたり、学生さんだったりします。
そうでなくても、高齢だったり障害や病気があったり、社会生活を送ること自体が困難な方もいらっしゃいます。
それなのに、サービスを利用したくても、ままならない状況が今後待っているのかもしれないのです。
介護をする家族も大変なんです。
話はまだまだ続いてしまいます。
だから…其の二へつづく…。