ごきげんよう。きいです。
「心配です。」って、何が?
私、タイミングが悪ければコロナに感染している利用者様の元へ、十分な予防もせずに訪問してしまうところでした。
そして先に訪問していた方が、十分な予防もせずに訪問してしまっていました。
私が予定通りご自宅を訪問したEさん。
家の前に、見慣れない車が1台停まっていました。
「誰か来客かな?」と思いながら、家のインターフォンを押しました。
するとインターフォン越しで、ご家族様から…。
「今、M先生が来てくださっているんです。コロナだって。だから、看護師さんにうつしちゃったらいけないので…今日はいいです…」と。
こんな時に、「あ、そうですか」と帰るわけにはいきません。
車に乗せているガウンを着用して、Eさんの状況確認をするため短時間で良いので訪問させていただきたいとお願いしました。
玄関でゾーニングをしてガウンを着用。
いつものあの〝ガウンスタイル〟へ。
そして、ベッドのある部屋へお邪魔すると…。
そこには、ガウンを身に着けない〝マスクだけ〟の訪問診療医 M先生が、ノートパソコンに向かって入力をしていました。
ああ、M先生…。
「40度近い熱がある」という情報を、前もってもらえなかったんだ。
訪問診療に入って初めて、明け方から熱があることを聞いて、抗原検査をしたら陽性が出たんだ。
ご家族はその3日前から高熱が出ていたのに、マスクもしていない。
受診もしていないし、検査キットで検査もしていない。
「私は昨日から熱が下がっています。」
症状が出てから、まだ3日なのに…感染力あるのに(涙)。
ずっと前から、ブログでも「お願いします!」と発信をしていた…。
「何かしらの医療・介護サービスを利用されている方は、熱があったら事前に電話をください!」
それが…行われなかったんです。
私もその後、E様の入院の支度を手伝う必要があり、15分の滞在では済みませんでした。
E様の診察をし、抗原検査を行い、病院へ入院の依頼をしたM先生。
どうか、感染していませんように。
貴重な「訪問診療医」という存在が、コロナに感染してしまったら。
M先生の「お休み」を、どうやってフォローするのか…。
またまた、「水面下の大変なこと」が行われるのですね…。
私もガウンを着用したとはいえ、感染していないとは言い切れません。
ちょうどそのまま、緊急待機ではない週末に入りました。
体調の変化に注意をして過ごしています。
いろいろな意味で、「心配です。」
本当に、M先生が感染していませんようにと願うばかりです。
そしてE様のご家族様。
退院されて訪問が再開になったら、「次からは絶対に電話をください」と説明させていただくつもりです。
