ごきげんよう。きいです。
昨日のブログで…。
最近は「政治」絡みの話を熱弁される方がいらっしゃって…。
「年金受給を遅らせるのならば…」なんていう言葉を聞きながら、ケアを粛々と行う私…。
…と、お伝えして。
そして、ふと考えたんです。
もし年金受給が80歳からになったとして。
80歳まで仕事を続けた私がいたとして。
「それって、老々介護じゃないですか?」
老々介護の在宅療養者ご夫婦。そこに訪問してくる看護師は80歳!
50代・60代・70代の在宅介護。そこに訪問してくる看護師の方がはるかに年上!
それって、なんだかなぁ。
どんなに本人が「働けます」と言ったとしても。
「できればもう少し、お若い方にお願いしたい…」って思われる日も来るでしょう。
車の運転が怪しかったり。
点滴が入れられなかったり。
弱った体力で、ようやく会話しているのに「え?聞こえなかったので…もう一度言って下さい!」なんて…。

オムツ交換や清拭、入浴介助なんかは「きいさんにやってもらうのは忍びないから、自分で頑張るしかない」とか???
緊急の連絡が入ったとき、「今は、きいしかいませんのでね。若い人が帰って来るまでもう少し待って下さいね」という訳にもいきませんし。
やっぱり「仕事」って、〝できる(自称)〟のと〝続けられるか〟〝求められるか〟は違いますもの。
やはり、依頼する側も雇う側も、任せることができるからお金だってお支払いできるわけだし。
仕事の内容・職種にもよるのかなぁ。
疎まれながら仕事をしなくても済むように。
働くことがみんなの足を引っ張ることにならないように。
胸を張って引退できるように。
そういうことをよく考えて頂きたいなぁ…と思います。
「働けるのならば、働いていただきます」
それは、非現実的なのでは…???…