ごきげんよう!きいです。
ここの所「どうしたものかな…」という、Aさんファミリーの話が続きましたが。
今回は「すごい…」と思った娘様のお話です。
その「娘様」は、Cさんの娘様。
訪問看護を受ける高齢男性Cさんと、その奥様が二人で暮らすのを、遠方から定期的に足を運びながらサポートされています。
この娘様…。介護保険の制度をしっかり調べられていて、とっても詳しいのです。
私もかつて「娘様は、医療か介護のお仕事をされていますか?」と聞いてしまったほど。
「いいえ~?全然違いますよ~(笑)」という返事にビックリするくらいでした。
今回、久し振りに娘様にお会いしたのは、Cさんの担当者会議の場。
介護度の見直しの結果…郵送されたはずの介護保険証はまだ届いていないタイミングでしたが。
もしかしたら「要介護3から1へ変更になっている可能性がある」というCさん。
リハビリを頑張り、オムツからリハビリパンツへ。食事摂取量も少しずつ増え、トイレへも自分で歩いて行けるようになりました。
今回の会議の中での話題となったのは、「要介護3から1へ変更になった場合、レンタルしている介護用電動ベッドをどうするのか」。
介護保険の制度上、要介護1では介護用電動ベッド(スリーモーター)のレンタルができません。
医師に「この人にはこのベッドが必要です」という書類を書いてもらうか、自費でレンタルをするのか。そのどちらかになるのですが…。
娘様…「でも父は今、要介護3じゃないですか。今の負担割合より、自費のレンタルの方が安くなりません?」
すぐに福祉用具専門支援員さんが、書類を確認して「あ、そうですね。今だと〇〇〇円ですが、自費だと△△△円になります!」
「じゃあ、自費になっても良いです!」
…おお…娘様。さすがです…。
今回の担当者会議でも、ケアマネジャーさんは司会進行を務めましたが、各事業所からの発言は「半分が事業所からのCさんの現状報告と今後の課題。もう半分が娘様との質疑応答!」となりました。
本当にしっかり者の娘様。
そのご希望は「できるだけ両親2人で頑張ってもらいたい」です。
お父様のことをしっかり把握し支援。
最近認知面が心配になって来たお母様(Cさんの奥様)のことも考えないといけません。
遠方からの通い介護は大変だと思います。
それでも今回も担当者会議に参加して下さって、とても助かりました。