ごきげんよう。きいです。
無事、連休のお仕事を終えまして…。
「緊急の呼び出しが無くて良かった~!」と、ひとりで喜んでおります。
実はこの連休中に、人工呼吸器が必要な利用者様が「状態が安定したから」と退院をされました。
状態が悪化したために入院になりましたが、普段は訪問診療の医師が定期的に診ている方です。
金曜日に「明日退院をします」との連絡をいただきましたが、次回訪問診療の予定もたっていません。
訪問看護も慌てて週明けのスケジュールを調整します。
訪問診療の先生でも、週末や祭日は「緊急対応」です。
訪問看護も「緊急対応」です。
通常営業ではないのです。
入院中の診療情報提供書も、訪問看護師宛ての入院サマリーも、まだご本人の手元にあります。
入院中の経過や人工呼吸器の設定がどう変わったのか?元に戻った状況で退院をしているのか?
すべてが「ご家族の報告」に頼る他ありません。
このような場合に、もしまた「連休中」に具合が悪くなってしまったら?
先ずご家族から相談を受けた訪問看護師が、ご自宅へ緊急訪問して状況を確認します。
そしてご家族からの説明と、訪問看護師宛ての入院サマリーを頼りに入院中の経過を把握します。
訪問診療医宛の「診療情報提供書」を開封することはできないので、確認が必要な事は入院していた病棟に問い合わせることになります。
ご本人は退院して自宅にいらっしゃるので、指示は訪問診療医から受けることになります。
入院中の経過が分からない、訪問診療の「緊急対応当番の医師」に指示受けを…と言っても。
嫌がられます。
「病院に確認してもらっていいですか?」という「ご指示」を頂き。
病院に連絡をすれば、対応はまたもや「当直医」…(涙)
それが分かっていながら、電話をする看護師の気持ち…(涙²)。
支援する側には、良いことが何一つ無いんです。
だから…。
(急変以外の)入院も、退院も。是非!平日の昼間にお願いしたい!
頑張りすぎたり、我慢をしたり。
ご家族の帰宅を待ったりせずに。
今回の連休は、このようなことにならずに済みました!
本当に良かった!