ごきげんよう。きいです。
前回の<割に合わない仕事?>の続きのような話です。
最近「元ナース」のヘルパーさんと、お会いする機会が増えてきました。
なぜ看護師が、ヘルパーに転職をするのか?
「病院勤務・医療的判断をしなくても済むから」だそうです。
「元会社員」というような前歴を持つ方が、「新たに勉強をして看護師への転職」をしてきた頃がありました。
それは「看護師は就職率が高かったから」。
いわゆる就職氷河期の乗り越え方の一つでした。
そのころから看護師は人手不足でした。
今は一般企業も人手不足です。転職も当たり前のようになってきました。
「元看護師」が勉強をし直して「会社員」となることもできる時代です。
その方が「楽で給料が良い」なら。
そうなるでしょうね。
特に年齢が若ければ、「チャンス」ととらえるでしょう。
私ももう少し若ければ、訪問看護師としての経験と自分の介護の体験を生かして「介護離職予防のための企業向けセミナー講師」になっていたかもしれない。
看護師としての経験と自分の育児の体験を生かして「育児支援の仕事」に携わっていたかもしれない。
そんなことだってできるんです。
もちろん、医療以外の分野に興味を持つことだってありえる話です。
そんな看護師を、過酷な医療の現場に引き留めるためには…。
「過酷な医療の現場」を、「過酷じゃない魅力的なやりがいのある現場」にするしかないのでは?
そもそも、どうして医療の現場って「過酷」なのか?
やっぱり医療従事者の「奉仕の精神」や「責任感」に甘えてきた結果じゃないかしら。
