やっぱり不思議なシステム

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 ごきげんよう。きいです。

 今日も暑い一日でしたね。

 それなのに…私はガウンとフェイスシールドを着けて、便処置です。

 大汗をかいてきました。

 そして、夜からの研修で…。途中…寝ていました(笑)。

 本日伺った利用者様。

 配偶者もキーパーソンもみんな病気を抱え、緊急入院になったり…で、在宅療養が困難となってしまいました。

 そして利用者様は、近日中に施設入所されることが決定したのですが。

 なぜかご家族は「施設入所のこと、看護師さんから伝えて下さい」って…。

 家族がどうなっても「家にいたい」という利用者様。

 「もう、介護は無理」というご家族。

 「家にいることが危険」と判断する支援者たち。

 ご家族と相談の結果、ケアマネさんが頑張って頑張って、見つけて下さった施設。

 ようやく入所日が決まって…という段階にきて、ご家族様…。

「まだ本人へ伝えていません。看護師さんから伝えて下さいよ」って…。

 いやいや。これは「ご家族からの伝言をお伝えします」というようなことではないのです。

 もっともっと、大切なことなんです!

 ちゃんと、ご家族様自身がご本人と向かい合って、話していただきたい事なんです。

 どうも…このご家族様。

 ケアマネジャーのことも、訪問看護師やヘルパーさんのことも…。

「みんな、自分の味方・戦力」「言えばやってくれる人たち」と思っていらっしゃるようで…。

 今、この時代になっても…「医療と介護サービスの利用の仕方がわからない」方が多いのはなぜなんだろう。

 「自分たちはお金を払っているんだから、自分たちが満足するサービスを提供するのが当たり前」と思っていらっしゃるような方も存在します。

 いろいろな方がいらっしゃることは、重々承知だけれど。

 どうしてこんなことが、いまだに繰り返されているのかが不思議。

 前にも書いたけれど…。

 介護保険って、わからなくても利用できちゃう本当に不思議なシステム…。

 何が原因なんだろう。

 難しすぎて、興味が持てなくて、できれば「利用せずに済ませたい制度」だから?

 「支援を受ける立場」だから、わからなくても何とかなっちゃうんだろうな…。

 でも、それって…「利用者」じゃなくって「被支援者」?

 私は、ご本人・ご家族様には「利用者様」でいて欲しいな。

 

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