ごきげんよう。きいです。
昔むかし、子供の頃。
クラスメイトが「盲腸で入院した」とか言うことを担任の先生から聞いたとき。
「ひとりで入院しているのかな。可哀想だな。」
「手術をするって、怖いな。きっと痛いんだろうな。」
そんなふうに思っていたあの頃…。
ふと、そんなことを思い出しました。
それが、今や「入院するなんて大変な事…」なんてことは思わなくなってしまいました。
在宅療養者のお宅を回っては、必要であれば救急車を手配して病院へ入院する橋渡しをする人になってしまいました。
もちろん利用者様以外の話であれば、「大変な事」と思う事ができますが。
具合の悪い利用者様を目の前にすると、「無事に入院できますように」「少しでも早く病院へ到着できますように」と考えながら身体が動いています。
今は「入院できて治療が受けられること」の幸せさと「家にいられる事」の幸せさと。
どちらも大切だと思います。
利用者様が入院になったと報告を受ける度に、「入院できて良かったね」とみんなで話しています。