ごきげんよう。きいです。
今日、夜間に訪問した利用者様がいます。
どうしても毎日行わなくてはいけない処置があるのですが、日中は遠方へ出かけなくてはいけない大切な用事ができてしまいまったのです。
緊急対応ではありませんが、ご本人から「帰宅後に訪問してもらえないか」と相談があり、お受けすることになりました。
緊急出動のときは、慣れない夜の道を車で走ることにドキドキなんです。
緊急で呼ばれているのに、道に迷ってタイムロスするわけにはいきません。
でも、普段は知っている道、曲がり角などが違う景色に見えるのです。
今日は珍しい「緊急ではない、夜間の訪問」です。
気持ちに焦りが無いためか「いつもと違って見える景色」が「悪くない!」と思う余裕がありました。
夜に会う利用者様のご様子や表情も、昼とはまた違って見えます。
昼よりもリラックスしているご様子で、いつもより話が弾みました。
これからの時代。一人暮らしの方が増えて来ると、夜の訪問も増えて来ると思います。
今までにも「転倒」「体調の悪化」等の他に、「身体や身近な移動ルートの汚染」「布団が落ちてしまった。自分で掛けなおすことができない」「薬や水を落としてしまって飲めない」等で訪問をしたことがありました…。
みんな独居の方です。
同居家族がいればすぐに対応できるはずの、困りごとの解決のために看護師が呼ばれるケースもあるのです。
それに加えて、障がいのある方の就労が増え、帰宅後に処置が必要なケースも増えるのではないかと思います。
私は緊急よりも、こんな夜の訪問看護の方が好きかもしれない…。
これからの未来。
訪問看護の利用者様の人数が増えて、緊急待機が二人体制になって。
急変や体調のトラブルと、そうではない「お困りごとの解決」に別れる時が来たら…。
「定年を過ぎた看護師」になっているであろう私は…。
もちろんお困りごと担当+若いスタッフのバックアップ…がいいな(笑)。